パソナキャリアを使って就活したいけど、ニートでも登録できる?
無職の私でもパソナキャリアはサポートしてくれる?
パソナキャリアは、人材派遣で有名な「パソナグループ」に属する企業です。人気や知名度が高いため、パソナキャリアを使って就活をしたいと考えている人は多いはずです。
しかし、無職やニートだと
- 登録できるのか?
- 仕事を紹介してもらえるのか?
- サポートしてもらえるのか?
と不安ですよね。
はじめまして。転職サポーターのゆうきです。
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
実は僕もフリーターから就職した経験があるので、同じように悩んだことがあります。
そこでこの記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに無職・ニートがパソナキャリアを使うときの注意点をまとめました。
最初に結論を言うと、無職やニートでもパソナキャリアに会員登録は可能です。しかし、サポートに関してはあまり期待できない可能性があります。
そのため、パソナキャリア以外のエージェントも活用するのが賢い選択です。
就職チャンスが広がる就活のコツをお伝えしていきます。参考にしてもらえると嬉しいです。
- パソナのサービスの違い
- サポートが期待できない理由と対処法
- ニートのためのエージェント活用術
就活するニート・無職は知っておきたい|パソナキャリアのサービス
- パソナキャリアの親会社は?
- 「パソナ」は人材派遣サービス
- 「パソナキャリア」は転職エージェントサービス
- パソナキャリアはひどいという噂は本当?
パソナキャリアの親会社は?
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する転職エージェントです。
株式会社パソナは、日本でも有数の人材派遣会社です。1976年の創業以来、多くの企業と信頼関係を築きながら事業を展開してきました。
パソナキャリアは、その傘下に位置するエージェントサービスになります。
パソナキャリアの強みは、親会社のパソナが長年にわたって築いてきた企業ネットワークにあります。
28,000社以上の企業との取引実績があり、非公開求人を含めて50,000件以上の求人情報を持っているとされています。
本題に入る前にひとつだけ知っておいてほしいことがあります。それは、「パソナ」と「パソナキャリア」というサービスの違いについてです。
意外とゴチャ混ぜに考えている方が多いのですが、
パソナ
=人材派遣サービス
パソナキャリア
=転職エージェント
このようにそれぞれのサービスには違いがあります。
(※それは知ってるという方はこちらをクリックすると次の章にジャンプできます)
「パソナ」は人材派遣サービス
「パソナ」は、いわゆる人材派遣を行うサービスです。
登録をすると、パソナが雇用主となり、紹介される様々な職場へと派遣され働く仕組みです。
派遣会社を通じて働くメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- いろいろな企業で働ける
- 期間を決めて働ける
- ライフスタイル合った働き方ができる
- 派遣会社のサポートを受けられる
逆に派遣社員のデメリットは以下のようなものがあります。
- 雇用が不安定
- スキルアップしにくい
- 同じ職場には3年まで
「パソナキャリア」は転職エージェントサービス
対してパソナキャリアは、いわゆる転職エージェントに分類されるサービスです。
登録をすると、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者に様々な転職サポートを受けることができます。
例えば、以下のようなサポートです。
- 希望に合う求人の紹介
- 書類や面接対策
- 応募企業とのやりとり代行
- 面接のセッティング
一言で表すと、転職者と求人企業の架け橋のようなサービスです。
どんなサービスが受けられるか理解しておく
このように、パソナをはじめとする転職系のサービスは、同じ会社が名称を変えて、
- 人材派遣サービス
- 転職エージェント
- 求人情報サイト
などに分かれていることが多いです。
そのため、自分が使おうとしているサービスは「どんなサービスが受けられるのか」を理解したうえで活用することが大切です。
パソナキャリアはひどいという噂は本当?
ネットでは、「パソナキャリアはひどい」という噂を目にすることがあります。これは本当なのでしょうか。
結論から言うと、必ずしも全ての利用者が「ひどい」と感じているわけではありません。
これはパソナキャリアに限った話ではありませんが、転職エージェントを利用する人の何割かは、期待と実際のサービスにギャップを感じることがあります。
これが「ひどい」と感じる原因となることが多いようです。
サポートのばらつき
パソナキャリアは、キャリアアドバイザーによるサポートを特徴としていますが、その対応にはどうしてもばらつきがあります。
親身に相談に乗ってもらえたと感じる人がいる一方で、担当者との相性が悪かったり、コミュニケーションがスムーズに進まなかったりすると、不満を抱くことがあります。
例えば、希望する職種や条件に合わない求人ばかりを提案されたり、レスポンスが遅かったりすると、「サポートがひどい」という印象になってしまうのです。
求人数に対する不満
また、パソナキャリアは大手の転職エージェントと比較すると、取り扱っている求人数が少なめと言われています。
求職者が希望する求人が見つからない場合があり、その結果、サービス全体に対する不満が生じることもあります。
特に、転職市場が厳しい状況にある時期や特殊なスキルを活かしたい求職者にとっては、この問題が顕著になることがあります。
利用者の期待値や経験に左右される
最終的にパソナキャリアが「ひどい」と感じるかどうかは、利用者の期待値や経験に大きく左右されます。
パソナキャリアに限らず、転職(就職)エージェントを活用する場合は、利用者自身も積極的にアプローチし、自分に合うエージェントサービスを選ぶことも大切です。
ニートや無職の就活でパソナキャリアはおすすめできない!?
- 正社員経験がないとサポートを受けるのは厳しい
- 自分の状況に合ったエージェントサービスで就活をしよう
- 必ず登録しておきたいニート・無職専門のエージェント
- 希望条件に合わない求人を避ける方法
正社員経験がないとサポートを受けるのは厳しい
ここからは、ニートや無職の就活にパソナキャリアのみを頼るのはおすすめできない理由を解説していきます。
最初にお伝えしたように、パソナキャリアはニートや無職でも登録は可能です。
しかし、正社員の就業経験がない場合やブランクが長い場合は、仕事を紹介してもらえなかったりサポートを期待できないケースが多いです。
なぜなら、パソナキャリアのホームページのヘルプには以下のような記載があります。
大学を卒業後、留学をしていました。社会人経験がありませんが登録できますか?
登録は可能です。ただし、就業経験をお持ちでない方にご案内できる求人が非常に少ないため、ご希望に添えない可能性がございますので、予めご了承ください。
引用元:パソナキャリア
わかりやすく言うと、登録は可能だが就業経験なしの場合は求人紹介やサポートが難しいという注意書きです。
これはパソナキャリアに限った話ではなく、他の大手転職エージェント系サービスでも同じような状況です。
【マイナビエージェントの例】
ご登録は可能です。
ただし、マイナビエージェントは主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験しかお持ちでない方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります(弁護士資格、公認会計士資格、医師・薬剤師・看護師などの医療系有資格者の場合は除きます)。
あらかじめご了承ください。
基本的に大手の「総合型転職エージェント」は、主に正社員経験のある転職者向けの求人を扱っています。
そのため、ニートや無職の就活はサポートが難しいのです。
就職チャンスを広げるために準備をすることが大切
もちろん、サポートの可能性がゼロというわけではないので、パソナキャリアに登録するのもひとつの方法です。
また、「現在は無職だが、正社員経験はある」という方もトライしてみる価値はあります。
しかし、基本的にニートや無職から就職する場合は、パソナキャリアのサポートを受けるのは厳しい可能性があります。
そのため、就職チャンスが広げるためにも、パソナキャリア以外の就活方法を準備しておくことが大切です。
自分の状況に合ったエージェントサービスで就活をしよう
もしかすると、ここまでの話を聞いて、
じゃあ、ニート(無職)はエージェントを使えないの?
このように思った人もいるかもしれません。
しかし、そうではないんです。パソナキャリアは、主に「正社員経験のある人材」をターゲットに求人を扱っているため、サポートが難しいだけです。
つまり、ニートやフリーターなど未経験者を専門的にサポートしているエージェントを使えば、きちんとサポートをしてもらえます。
未経験者を専門としているエージェントは、パソナキャリアと比べると、知名度や求人数で見劣りするかもしれません。
しかし、ニートや無職から就活に特化したエージェントに登録したほうが、未経験でも就職しやすい求人を紹介してもらえるため、就活に欠かせない情報源になります。
また、就活のコツやマナーを1からアドバイスしてもらえるため、不安や悩みを相談しやすいメリットがあります。
ここからは、実績と信頼があるニート・無職に特化したエージェント系サービスをお伝えします。
登録は3分程度で終わるので今すぐチェックしてみてください。
必ず登録しておきたいニート・無職専門のエージェントサービス
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
- 就職カレッジ(ジェイック)
- キャリアスタート
- ハタラクティブ
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも相談しやすい
- 離職率が低い優良企業の紹介
- 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
まずは2〜3社登録して自分に合うエージェントを見つけましょう!
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
希望条件に合わない求人を避ける方法
エージェントと就活を進めると、希望条件に合わない求人を紹介されることもあります。
この状況を避けるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
自分の希望条件を明確にしておく
就職をするときは、自分が何を求めているのか、どのような条件を重視しているのかを整理しておく必要があります。
例えば、
- 給与
- 勤務地
- 仕事内容
- 企業文化
など、優先順位をつけておきましょう。自分にとって何が一番大切かを考えてみるだけでも構いません。
キャリアアドバイザーとの面談でしっかりと希望を伝えることができ、ミスマッチを減らすことができます。
コミュニケーションを密にする
そして、キャリアアドバイザーとのコミュニケーションを密に取ることが重要です。
希望条件を伝えた後も進展に応じてアドバイザーと定期的に連絡を取り、提案される求人の内容が自分の希望に合っているかを確認しましょう。
もし、提案された求人が希望と違う場合は、遠慮せずにその旨を伝えましょう。アドバイザーは、求職者のフィードバックを元に、より適した求人を探す手助けをしてくれます。
複数のエージェント活用する
一つのエージェントだけでは、紹介される求人に限りがあります。複数のエージェントを活用することでより多くの選択肢を得ることができます。
ただし、何十社と登録するのは逆に管理が煩雑にしってしまうため、最初のうちは2〜3社を目安にエージェントを比較してみるのがおすすめです。
希望条件に合う求人を見つけやすくなり、ミスマッチを避けることにも繋がります。
まとめ:フリーターやニートの資格取得は意味ない?知っておきたい就活に役立つ資格
最後に今回の記事をまとめます。
- パソナキャリアはニートや無職でも登録が可能
- 無職やニートの場合、サポートが期待できないことがある
- パソナキャリアは主に正社員経験のある人材をターゲットにしている
- サポートが期待できない場合、他のエージェントも併用すべき
- パソナキャリアとパソナは別のサービスであることを理解する必要がある
- パソナキャリアは転職エージェントであり、正社員転職をサポートする
- キャリアアドバイザーによるサポートにはばらつきがある
- ニートや無職の場合、希望に合わない求人が紹介されることがある
- パソナキャリアは求人の数が少ないと感じることがある
- サポートが不十分だと感じたら、エージェントの変更を検討するべき
- ニートや無職からの就活には、専門エージェントの利用が推奨される
- パソナキャリア以外にも就職カレッジやキャリアスタートがある
- 希望条件に合わない求人を避けるために、条件を明確にしておく必要がある
- 複数のエージェントを活用することで、ミスマッチを減らせる
- 無職からの就活には、エージェントとのコミュニケーションが重要である
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ