
無職の20代は就職できない!?

20代でニートを抜け出すにはどうしたらいい!?
20代で無職という状況は、将来に不安を感じたりストレスが溜まりますよね。以下は、日本を代表する車メーカーHONDAの創業者・本田宗一郎さんの言葉です。
耐える心に、新たな力が湧くものだ。全てそれからである。心機一転、やり直せばよいのである。長い人生の中で、そのための一年や二年の遅れは、モノの数ではない。
出典:本田技研工業 創業者 本田宗一郎
たとえ今は無職でも、長い人生を考えれば気にしなくて良い。やり直せば大丈夫。
そんな言葉ではないでしょうか。

はじめまして。転職サポーターのゆうきです。
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
実際20代なら、無職期間やニート歴があっても、やる気次第でやり直しはできます。
僕も元々はフリーターでしたが、「正社員になるぞ」と決め20代のうちに就職チャンスを得ました。
諦めなければ、いくらでもチャンスは転がっています。大切なのは、就活のコツを知って1歩でも前に進むことです。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとに20代の無職から就職するコツをまとめました。
- ポジティブに考える
- 期限を決める
- 就職しやすい仕事を狙う
- 相手目線で考える
- ひとりで悩まない
難しいことはないので参考にしてもらえると嬉しいです!
20代の無職は就職できない!?ニートを抜け出す思考法
- ポジティブに考えて就活に臨もう
- 約3割の無職・ニートは正社員になっている
- 無職を抜け出す期限を決める
- 20代の無職が就職しやすい仕事を狙う
- 相手の気持ちになって就活をする
- 就職するコツはひとりでがんばらない
ポジティブに考えて就活に臨もう
最初のコツは、就活をポジティブに考えることです。
もしかすると、20代で無職やニートの方は、

就職したいけど無職だから絶対無理

ニートのわたしはどうせ面接で落とされる
と、就活をネガティブに考えてしまうかもしれません。
たしかに無職歴やニート経験があると、就活で不利に働くのは事実です。
しかし、就職を成功させるには、前向きな気持ちになることがとても大切です。
なぜなら、ネガティブな気持ちのままだと
- 就職の悪い情報ばかり集まる
- モチベーションが上がらない
- どの求人も無理と思ってしまう

どうぜ自分は20代で無職。。。就職なんて無理だ
こんなふうに思っている人を採用するでしょうか?
きっと、やる気があって前向きな人を採用したいはずです。
もちろん、自信満々に振る舞う必要はありませんが、無職やニートから就職するなら、
- 頑張りたい気持ち
- 就職にかける熱意
- 将来の展望
など、前向きな気持ちで就活を進めることがとても大切です。そのポジティブな気持ちが良い流れを引き寄せることもあるからです。
また、第二新卒の採用で人事が重視する理由を調査したデータでも、「やる気」を挙げている企業は非常に多いです。
【人事が重視する理由ベスト5】
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
約3割の無職・ニートは正社員になっている
「そうは言っても、20代の無職は就職できるの!?」と不安になる方もいるはずです。
その気持ち、よくわかります。以前の僕もそうでした。
ですが、今の世の中は、無職やニートからでも就職チャンスが多いことをご存知でしょうか。
このあとの章でもお話ししますが、現在は人手が足りない業界や職種が増えています。人手不足の業界や職種は、20代までなら無職やニートでも求人が十分にあります。
また、無職やニートの就職率は、1年前に無職だった人の現在の職業を集めたデータによれば、男女ともに約3割は正社員になっています。
【大学卒者 男性】
- 正規の職員・従業員 30.4%
- パート・アルバイト 12.0%
- 派遣社員 2.4%
- 契約社員などその他 5.8%
- 自営業・自営手伝いなど 1.3%
- 家事等 0.8%
- 求職者 27.4%
- 非求職無業者(ニート) 18.4%
【大学卒者 女性】
- 正規の職員・従業員 29.4%
- パート・アルバイト 13.1%
- 派遣社員 7.2%
- 契約社員などその他 12.5%
- 自営業・自営手伝いなど 0.3%
- 家事等 0.4%
- 求職者 14.7%
- 非求職無業者(ニート) 20.8%
もちろん、「就職できない」「もうだめだ」と諦めてしまったら、当然就職はできません。
しかし、前向きな気持ちで就活に臨めば、その思いは採用担当者に伝わります。
人事目線で言えば、転職者や就活生の採用はスキルや経験だけでなく、応募者の人柄や熱意で決まるケースも多いです。
そのため、ポジティブな気持ちにシフトして就活を進めていきましょう。
無職を抜け出す期限を決める
2つ目のコツは、無職やニートを抜け出す期限を決めることです。
ここまで、「20代なら無職やニートでも求人がある」「諦めなければチャンスがある」とお伝えしました。
ですが、就職のチャンスを逃さないためには、1日でも早く就活を終わらせることを目指してください。
なぜなら、無職やニートなど「未経験」で就職する場合は、年齢が若いほうが有利になりやすいからです。
基本的に未経験者を採用する企業は、
- 将来性
- やる気・熱意
- 指導のしやすさ
などを重視して選考を行います。
こうした条件に当てはまるのは、やはり若い人材です。
例えば、30代になってから就活するのと20代の若いうちに就活をするのでは、後者のほうが有利になりやすいわけです。
実際、応募できる求人の数は年齢を重ねるにつれ減少すると言われています。
つまり、無職やニートから脱出するなら、20代のできるだけ早いうちに就職を決める意識が大切です。
自分なりに就職する期限を設けよう
そこでおすすめしたいのは、自分なりに就職する期限を決めることです。
例えば、

3ヶ月後の○月○日までに内定をもらう!
など、目標となる期日を設定しましょう。
もちろん、思い通りに就活が進まない場合も多いですが、まずは期限を決めることで
- 逆算してスケジュールを
立てられる - モチベーションが上がる
- 良い緊張感が生まれる
など、たくさんのメリットがあります。
逆に期限がないと、ダラダラと就活をしてしまったり、就職に対するモチベーションも途切れてしまうかもしれません。
20代の1年や2年は、あっという間に過ぎていきます。そして、その時間はとても貴重です。
ですから、ゴールとなる期限を決めて、なるべく早めに就活を終わらせるような環境を作っていきましょう。
20代の無職が就職しやすい仕事を狙う
3つ目のコツは、就職しやすい仕事を狙うことです。
きっと、20代で無職やニートだと

どんな仕事に就職したらいい?

そもそも無職でも受かる
仕事ってあるの?
と悩む人は多いはずです。
たしかに無職歴やニート期間があると仕事選びは難しくなります。
ですが、就職しやすい業界や職種を狙うことで就職チャンスはグッとアップします。
具体的には、以下の2つのポイントを頭に入れて仕事を探してみてください。
- 人手が足りない業界
- 未経験者を歓迎する職種
人手が足りない業界はハードルが低い
先程も少しお話ししたように、現在は人手不足の業界が増えています。
厚生労働省が調査したデータでは、半数の中小企業が人手不足となっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手不足は会社にとって大きなダメージですが、
↓
採用活動が活発になる
↓
採用の基準が下がる
↓
無職やニートでも就職チャンスが増える
このように就活する側にとっては大きなプラスになります。
とくに人手不足の割合が高い業界は以下のようになっています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
もしかすると、介護業界や運輸業界などは厳しいイメージが強いかもしれませんが、選ぶ企業によって労働環境は変わります。
また、「介護=介護職」「運輸=ドライバー」と思いがちですが、
- 介護業界で事務職に就く
- 運輸業界で営業職に就く
など、働き方には様々な可能性があります。
未経験者を歓迎する割合が高い職種を選ぶ
もうひとつは、未経験者を歓迎する割合が高い職種を選ぶことです。
未経験者を歓迎している職種は、単に就職しやすいだけでなく
- 研修制度の充実
- 職場に溶け込みやすい
(未経験者が多い) - キャリアアップしやすい
などが期待できます。
つまり、20代で無職やニートでも安心して仕事に就けるわけです。
転職サイトのマイナビが調査したデータでは、以下の職種が未経験者を歓迎する割合が高くなっています。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
仕事選びに悩んだら、未経験者を歓迎する職種を選ぶのは賢い方法です。
ブラック企業やミスマッチに気をつけること
また、ブラック企業やミスマッチに注意することも忘れないようにしましょう。
残念ながら、20代で無職やニートから就職をする就活者は、ブラック企業に狙われやすくなります。
ブラック企業に就職してしまうと、違法な長時間労働やパワハラ、低賃金等で苦しむ結果になる可能性も否定できません。
そのため、ブラック企業に捕まらない意識をもって就活を進めましょう。
ブラック企業の判断は難しいケースが多いのですが、以下のポイントを最低限チェックすることをおすすめします。
- 仕事内容や待遇などの条件は
明瞭でわかりやすいか - 不自然に高い給与や
- 良い待遇ではないか
- 職場の雰囲気は悪くないか
また、ミスマッチが起きないように注意することも大切です。
ここで言うミスマッチというのは、
- 就職先が自分の想像とかけ離れていた
- 働いてみたら自分に合わなかった
というケースです。
もちろん、実際に働いてみなければ分からないことはたくさんあります。ですが、就職後にすぐ辞めてしまったらキャリアに傷がついてしまいますよね。
ミスマッチの原因の多くは、就活時の情報収集不足です。
このあと詳しくお話ししますが、きちんと情報収集できる環境をつくって就活を進めていきましょう。

相手の気持ちになって就活をする
4つ目のコツは、相手の気持ちになって就活をすることです。
ここで言う「相手」というのは、応募する企業の面接官や人事担当者のことです。
20代の無職やニートから就職する場合、

面接ではどんな自己PRが好印象?

ニート歴をどうフォローしたらいい?
など、自分のことばかり考えがちです。
もちろん、自己分析や自己PRを練ることは必要ですが、「応募企業はどんな人材をもとめているのか」「応募者になにを期待しているのか」など、相手の気持ちを考えて就活を進めることが非常に大切です。
なぜなら就活は
- 相手(応募する企業)が求めるもの
- あなたがアピールする内容
この2つがうまく合致したときに成功するからです。
20代の無職やニートに求めるスキルとは
では、相手(面接官や採用担当者)は20代の無職やニートの就活者に何を求めているのでしょうか。
それは、大まかに言えば以下の3つのポイントです。
- やる気や熱意
- ポテンシャル(将来性)
- 指導のしやすさ
(職場に馴染むかどうか)
これはなぜかというと、応募者に正社員経験があれば、企業はスキルや経験を判断材料に採用を決めることができます。
しかし、無職やニートから就職する応募者の場合、「未経験者」がほとんどですよね。
つまり、スキルや経験を採用の判断材料にするのは難しいわけです。
そのため、「やる気や熱意などの就職にかける思い」「指導のしやすさや将来性などのヒューマンスキル」などが重視されやすくなります。
そのため、

スキルが無いから
自己アピールができない…

資格もないし
面接が不安。。。
と悩む前に、まずは最低限
- やる気や熱意
- ポテンシャル(将来性)
- 指導のしやすさ
(職場に馴染むかどうか)
この3つをきちんとアピールできるように準備することが大切です。
就職するコツはひとりでがんばらない
最後のコツは、就職をひとりでがんばらないことです。
もしかすると、「就活はひとりでがんばるしかないでしょ?」と疑問を感じた方は多いかもしれません。
確かに就活は、自分自身が積極的に行動して内定を取りにいかなくてはいけません。
ですが、たったひとりで就活を頑張る必要はありません。むしろ、ひとりですべてを抱え込むのはリスキーな就活方法と言えます。
なぜなら、20代で若いと言っても、ニートや無職から就職するのは決して簡単ではないですし、
- 仕事選び
- 書類や面接対策
- 企業とのやりとり
など、悩みのタネはいくらでもあります。そもそも、何から手を付けていいかわからず、スタートを切れない方もいます。
実際に僕は、ひとりで就活を進めた結果全く内定が取れず、フリーターに舞い戻った時期があります。
そのため、就活はひとりで進めようと思わず、
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
など、キャリアアドバイザーやカウンセラーなどに相談できるサービスを使うことをおすすめします。
そのほうが、断然楽ですし、就活のモチベーションも上がります。
就職エージェントを賢く活用する
とくに「就職エージェント」は、求人を出している企業と結びつきが強いため、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
また、面接に自信がなかったり、仕事選びで迷ったときも、エージェントの担当者に相談すれば、

面接では、こんなアピールが好印象です。

職場の雰囲気はこんな感じだったので◯◯さんに合っていると思います。
このように的確なアドバイスをもらえます。
もちろん、エージェントを使えば絶対に就職できるわけではないですし、「就職活動はひとりで進めたい!」という人にはおすすめできません。
ですが、エージェントを活用することで、情報収集の質はグッと上がり、自分にとって最適な職場に応募できるチャンスは確実に広がります。
僕自身はエージェントサービスを活用したことで
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信をもてるようになった
- 普通は応募できない
求人を紹介してもらえた
などいろいろなメリットがありました。

注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント

未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
- 就職カレッジ(ジェイック)
- キャリアスタート
- ハタラクティブ
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも相談しやすい
- 離職率が低い優良企業の紹介
- 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。

まずは2〜3社登録して自分に合うエージェントを見つけましょう!
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
無職の20代は就職できないと悩む方のギモンを深堀り
- 20代で無職は人生終わり?
- 20代無職の割合はどのくらい?
- そもそもニートが就職できない理由は?
- ニートが許されるのは何歳まで?
- 空白期間の伝え方はどうしたらいい?
- まずは小さな一歩から行動する重要性
- 無職の20代が就職できない現状を打開するために
20代で無職は人生終わり?
これは、大きな勘違いです。なぜなら、企業が若手人材に求めるのは、完成されたスキルよりも将来性やポテンシャルだからです。
特に20代は、新しい知識を素直に吸収する柔軟性や、これからの会社を担っていく成長意欲が高く評価されます。
実際に、未経験者歓迎の求人は数多く存在し、職歴がない状態からでも正社員としてキャリアをスタートさせた人は珍しくありません。
大切なのは、「もうダメだ」と諦めることではなく、「今からどう行動するか」です。正しいステップを踏めば、あなたの未来はいくらでも良い方向に変えられます。
20代無職の割合はどのくらい?
総務省統計局が公表している「労働力調査」によると、日本の若年層(15〜24歳)の完全失業率は、男性が7.7%、女性が6.3%になっています。
データを見ると、若年層の失業率は決して低くありません。
重要なのは、「多くの人が同じように悩んでいる」と捉え、ここから抜け出すための行動を起こすことです。
そもそもニートが就職できない理由は?
ニートの状態からなかなか就職できないのには、いくつかの共通した理由が存在します。自分に当てはまるものがないか、一度冷静に分析してみましょう。
自信の喪失
「どうせ採用されない」という思い込みから行動できない。
空白期間への不安
面接で無職期間についてどう説明すれば良いか分からない。
スキル・経験不足
自分には企業にアピールできる強みがないと感じている。
社会との断絶
人と話す機会が減り、コミュニケーション能力に自信が持てない。
活動の仕方が分からない
何から手をつけて良いか分からず、時間だけが過ぎていく。
ひとつずつ解決していくことは可能
これらの原因は、一つひとつ解決していくことが可能です。
例えば、「活動の仕方が分からない」のであれば、先にお伝えした就職エージェントのようなプロの力を借りるのが有効な手段です。
まずは原因を特定することが、解決への第一歩となります。
ニートが許されるのは何歳まで?
結論から言えば、就職に明確な年齢制限はありません。しかし、年齢が上がるにつれて就職の難易度が上がるのは事実です。
年齢が上がるほど就職が不利になる理由としては、以下が考えられます。
- ポテンシャル採用の対象外になりやすい
- 年下の先輩や上司が生まれる
- 体力や柔軟性の低下を懸念される
最も重要なのは、「何歳まで」というタイムリミットを気にして立ち止まることではありません。
「就職したい」と思った「今」が、あなたにとって最も若い日であり、行動を起こす絶好のタイミングです。
空白期間の伝え方はどうしたらいい?
面接で必ずと言っていいほど質問されるのが「空白期間(無職だった期間)に何をしていたか」です。
この質問にどう答えるかで、採用担当者が抱く印象は大きく変わります。
正直に「何もしていませんでした」と答えるのは避けましょう。たとえ特別な活動をしていなくても、前向きな姿勢を示すことが重要です。
空白期間のポジティブな伝え方【例文】
NG例:「前の会社を辞めてから、特に何もせず過ごしていました。」
OK例①(自己分析):「前職を退職後、一度立ち止まって自分自身のキャリアについて深く考え直す時間としておりました。自己分析を進める中で、貴社が手がけておられる〇〇の分野に強い関心を持ち、この分野で貢献したいと考えるようになりました。」
OK例②(スキルアップ):「離職期間中は、今後のキャリアに活かせる〇〇の資格取得に向けて勉強しておりました。結果として△△という資格を取得でき、この知識を活かして貴社で活躍したいと考えております。」
ポイントは、空白期間を「反省と次への準備期間」として位置づけることです。
後ろ向きな期間だったのではなく、未来に向けた意味のある時間だったと伝えることで、採用担当者に安心感と意欲をアピールできます。
まずは小さな一歩から行動する重要性
就職活動と聞くと、「何から手をつけていいか分からない」と圧倒されてしまうかもしれません。しかし、大きな目標を一度に達成しようとする必要はありません。
大切なのは、どんなに小さくても良いので、今日から具体的な一歩を踏み出すことです。
大きな山を登る時も、最初の一歩から始まります。就職活動も同じです。
- 1社だけ、企業のホームページを見てみる
- 求人サイトに登録だけしてみる
- 自分の長所を3つだけ紙に書き出してみる
- 近所のハローワークの場所を調べてみる
- 就職エージェントのサイトを一つ覗いてみる
行動することで、止まっていた時間が再び動き始めます。そして、小さな成功体験が自信を生み、次の行動へのエネルギーとなるのです。
「明日からやろう」ではなく、「今、5分だけやってみよう」という気持ちで始めてみましょう。
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ

まとめ:無職の20代は就職できない!?ニートを今すぐ抜け出す5つのコツ
いかがでしたか?無職の20代は就職できないという不安を解消するための5つのコツをご紹介しました。
大切なのは、決して一人で抱え込まず、期限を決めて正しい方法で行動することです。
ご紹介した就職エージェントなども活用し、無職で20代、就職できない現状を打開する最初の一歩を、今日から踏み出してみましょう。

最後に今回の記事をまとめます。
- 20代無職は人生の終わりではなく新たなスタート地点と捉える
- 公的なデータを見て自分だけではないと知り過度な不安を捨てる
- 就職できない原因を自己分析し具体的な対策を立てることが重要
- 年齢を気にするより「今」行動することが何よりも大切だと知る
- 空白期間は伝え方次第でポジティブな準備期間にできる
- 「やりたいこと」がなければ「やりたくないこと」から考える
- 自己分析は完璧を目指さず自分を知る材料集めと割り切る
- 大きな目標ではなく今日できる小さな一歩から行動を開始する
- 行動が次の行動を生むエネルギーとなり自信に繋がっていく
- 自分なりの「優良企業」の基準を持って会社を探すことが大事
- 知名度だけでなく休日や福利厚生など働きやすさをチェックする
- 一人での活動に限界を感じたらプロの力を借りるのが近道
- 就職エージェントは無料で手厚いサポートを提供してくれる
- 複数のエージェントに登録し相性の良い担当者を見つける
- 諦めずに正しい方法で行動すれば道は必ず開けることを信じる
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ