ニートやフリーターでもマイナビエージェントは使える？失敗しない活用術

マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する知名度が高く非常の人気のある就活サービスです。

そのため、「マイナビを使って就活を進めたい！」と考えるニートやフリーターの方は多いはずです。

しかし、「そもそもニートやフリーターはマイナビを使えるの？」と不安に思うのではないでしょうか。

実は僕もフリーターから就職した経験があるので同じように悩みました。「転職エージェント」は、サポートのハードルが高そうですよね。

この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにマイナビエージェントはニートやフリーターでも使えるのか？という疑問を解き明かし、失敗しない活用法をまとめました。

結論を先に言うと、マイナビエージェントはニートやフリーターでも登録できます。しかし、１００％サポートを受けられるわけではないので注意が必要です。

マイナビエージェントだけではなく、フリーターやニートを専門的にサポートしてくれるエージェントも活用して就活を進めることが大切です。

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2024.07.31

ニートやフリーターはマイナビエージェントを使えるのか？知っておくべきポイント

マイナビ転職とマイナビエージェントの違い

まず最初に知っておきたいのが、マイナビの就活サービスの違いについてです。

実は「マイナビ」は、就職や転職に関するサービスをいくつも展開しています。

代表的と言えるのが、以下の３つです。

同じ「マイナビ」が運営していますが、そのサービス内容は大きく異なるので、それぞれの特徴を知らないと混乱のもとです。

まずは、「マイナビ転職」「マイナビ２０２６」「マイナビエージェント」の違いをサッとチェックしていきましょう。

（※「それは知ってるよ！」という方は次の章に進んでください。⇒こちらをタップorクリックで次の章へ）

マイナビ転職は「求人情報サイト」

「マイナビ転職」は、一般的に「求人情報サイト」と呼ばれるサービスです。

特徴は以下のとおりです。

このように、セルフサービスで就職や転職を進めるイメージです。

メリットはマイペースに就活できることですが、基本的にすべてひとりでこなす必要があるので、

などのデメリットがあります。

とくにはじめて就活をするフリーターやニートの方にとっては、骨の折れる作業が多く、モチベーションを保つのも難しいかもしれません。

マイナビ2026は「学生のための就職情報サイト」

「マイナビ2026」は、学生や既卒者のための就職情報サイトです（年度によって末尾の数字は変わります）。

新卒学生や既卒者に特化した就職情報、インターンシップ情報などを扱っています。そのため、ニートやフリーターが応募できる求人は非常に少ないサービスです。

マイナビエージェントは「エージェント系サービス」

「マイナビエージェント」は、いわゆる「転職エージェント」に分類されると就職サービスです。

主な特徴は以下のとおりです。

など、キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラー（担当者）が無料で就活サポートをしてくれるサービスです。

分かりやすく言うと、マイナビ転職は「セルフサービス」、マイナビエージェントは担当者と「二人三脚」で就職や転職を進めるイメージです。

「就活はすべて自分でひとりでやる」という人にはおすすめできませんが、就活をサポートしてもらうことで、

このようなメリットがあります。

フリーターやニートから就活をする人の多くは、そもそも就活の進め方やコツがわからないはずです。

エージェントサービスを賢く活用すれば、就活がグッと楽になります。

ニートやフリーターはサポートの想定外？

では、いよいよここからが本題です。

冒頭でお話したように、ニートやフリーターの就活ではマイナビエージェントのサポートはあまり期待できません。

それはどうしてかというと、マイナビエージェントは正社員経験のある転職者を想定したサービスだからです。

マイナビエージェント公式サイトのFAQには、以下のような記載があります。

ご登録は可能です。

ただし、マイナビエージェントは主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験しかお持ちでない方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります（弁護士資格、公認会計士資格、医師・薬剤師・看護師などの医療系有資格者の場合は除きます）。

あらかじめご了承ください。

参照データ：マイナビエージェントより一部抜粋　

分かりやすくまとめると、

このような回答です。

もちろん、可能性はゼロではないので、フリーターやニートでも会員登録をしてみるのはひとつの方法です。

しかし、マイナビエージェントは、転職者（正社員経験者）を想定しているため

このような状態になるケースが多いと言えます。

実はこうした傾向は、マイナビエージェントに限った話ではなく、他の大手総合転職系エージェントも同じようなサポート体制です。

例えば、リクルートが運営する「リクルートエージェント」も以下のようなFAQを掲載しています。

Q：正社員としての就業経験がないのですが、転職支援サービスを利用できますか？

はい、ご利用いただけます。

ただ、お預かりしている求人は、即戦力を求めるものが多いため、実務経験を重視する傾向にあります。

そのため、企業での正社員としての実務経験をお持ちでない場合、ご紹介の可能性は低くなりますので、あらかじめご了承ください。

引用元：リクルートエージェントより一部抜粋

せっかく登録しても、仕事を紹介してもらえなかったり、サポートを受けられなければ意味がありませんよね。

そのため、フリーターやニートがマイナビエージェントだけを頼るのはリスキーということだけは頭に入れておきましょう。

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2024.10.29

未経験者を対象にしたエージェント系のサービスを選ぼう

ここまでの話を聞いて

と思う人もいるかもしれません。

しかし、そういうわけではありません。

フリーターやニートから就職をする場合は、未経験者を対象としたエージェント系サービスを選べば大丈夫です。

近年は、人手不足や新卒採用が難しい影響で、未経験者や既卒、第二新卒に特化したエージェントサービスは増加傾向にあります。

こうしたサービスは、職歴の有無やスキルに関係なく就活をサポートしてくれるのが特徴です。

ニートやフリーターの就活に使いたい未経験者に特化したエージェント

ではここからは、

こうした特徴のあるエージェントを３社お伝えしていきます。

とくにおすすめできるのは、以下の３つの就活サービスです。

就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。

などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。

厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります（日本で４３社しか認められていません）。

そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。

サポート対応地域は、下記のとおり。

未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。登録をサクッと済ませて、１歩前に進みましょう。

就職カレッジ（ジェイック）
公式ページ >>

 

続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。

などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。

経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。

また、約１０００件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。

登録は以下のように３ステップで簡単に行えます。

就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。

キャリアスタート
公式ページ >>

 

最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する２０代向けの転職・就職エージェントです。

などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。

ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。

また、最短２週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。

早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。

ハタラクティブ
公式ページ >>

失敗しない就職エージェント活用のコツ

ここからは、失敗しない就職エージェント活用のコツをお伝えします。

それはズバリ、以下の２つを意識することです。

最後は自分で決める

きっと、ほとんどのフリーターやニートの方は、

このように不安を感じているはずです。

その点、エージェントサービスを活用すれば、不安や悩みを相談できますし、就活の負担がグッと減ります。

しかし、だからと言って、キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーの言いなりになるのはNGです。

なぜなら、人任せにしてしまうと、あとで後悔する可能性が高いからです。

あくまでも「自分」がハンドルを握って、「最後の判断は自分で決める」という気持ちを持つことが大切です。

エージェントの担当者は、様々なアドバイスをくれますし、就活の道を示してくれます。それは大きなメリットですが、必ずしもすべてが正解というわけではありません。

例えば、本当は納得していない求人なのに、

こうなってしまったら、意味がありませんよね。

そのため、キャリアアドバイザー任せにするのはやめて、「自分の気持ちはちゃんと伝える」「最後は自分で決める」という姿勢を持ちましょう。

そうすれば、後悔のない就活ができ、良い就職先を見つけることに繋がります。

やる気や熱意を見せる

就職エージェントの担当者は、当然ですが、血の通ったひとりの人間です。そのため、やる気のある人・積極的な人を応援したくなります。

つまり、きちんとやる気を見せることが、就職チャンスのアップに繋がります。

また、やる気のある人は、実際エージェントに仕事を紹介されやすくなります。

なぜなら、エージェント側としては、やる気や熱意のある人材のほうが、企業に「この人は良い人材です」とアピールしやすくなるからです。

一般的にエージェントの担当者は、一度に複数の登録者を担当しています。

たくさんのライバルのなかで良い求人を紹介してもらうには、もちろん、能力や学歴も必要ですが、やはり最後は「人間的な魅力」に懸かっています。

基本的なことかもしれませんが、ぜひ注意してみてください。

マイナビエージェントを使いたいニートやフリーターの疑問を深堀り

ここからは、エージェントの活用を検討しているニートやフリーターの方の疑問を深堀りしていきます。気になる項目だけ読んでみてください。

転職エージェントを使わないほうがいい場合は？

ここまで、転職エージェントのメリットをお話してきましたが、使わないほうがいい場合もあるのでしょうか。

結論から言えば、自分でペースを決めて転職活動を進めたい人やすでに志望企業や業界が明確な人にはエージェントの利用は必須ではありません。

また、情報収集や判断力に自信がある場合は個人で就活をしても良いかもしれません。

メリットだけでなくデメリットも存在

転職エージェントには、メリットだけでなくデメリットも存在します。

一部のエージェントでは、希望条件と異なる求人を強引に勧められるケースや、自分の意図しないペースで活動が進むことがあります。

そのため、自分自身で主体的に動きたい人にはストレスになることもあります。

転職エージェントに嘘をつくとどうなる？

転職エージェントに嘘をつくことは、転職活動において大きなリスクを伴います。

嘘をつくと、信頼関係が損なわれるだけでなく、転職活動そのものが停滞する可能性があります。

正直に情報を伝えることで、エージェントから的確なサポートを受けることができるため、嘘は避けましょう。

嘘をつくと不適切な求人を紹介されやすい

嘘をつくと、エージェントが求職者の希望やスキルを誤解し、不適切な求人を紹介してしまう可能性があります。

例えば、実際には経験していないスキルを持っていると偽った場合、そのスキルが必要な求人に応募することになり、面接で矛盾が露呈することがあります。

また、経歴や退職理由に関する嘘が企業側に伝わると、選考途中で不採用となるリスクも高まります。

さらに、職歴詐称など重大な嘘が発覚した場合は、内定取り消しや解雇につながることもあります。これらは転職活動だけでなく、その後のキャリアにも悪影響を及ぼします。

面談をしないとどうなるの？

就職エージェントに登録すると、一般的には「初回面談」を受けることになります。最近は、オンラインでミーティングをするケースもあります。

しかし、この面談を受けない場合は、その後の就活にさまざまな影響が出ます。

面談は、求職者の希望や適性を把握する重要なステップです。このプロセスを省略すると、エージェントから十分なサポートが得られなくなる可能性があります。

求人紹介の精度が低下

面談なしでは、エージェントが求職者の希望条件やスキルセットを理解できず、求人紹介の精度が低下します。

例えば、「営業職希望」と伝えただけでは具体的な業界や業務内容が不明確であり、自分に合わない求人ばかり紹介される可能性があります。

また、非公開求人など質の高い求人情報へのアクセスも制限されることがあります。

面談で強みや適性を発見できる

面談を受けることで、自分では気づかなかった強みや適性を発見できる場合があります。

プロのキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることで、より効率的かつ効果的な転職活動が可能になります。

エージェントから急に電話がかかってきたらどうする？

転職エージェントから突然電話がかかってくることは珍しくありません。慌てず冷静に対応することが大切です。

急な電話が困る場合に重要なのは、自分の都合と優先順位を明確にすることです。

仕事中やプライベートで対応できない場合には、「後ほど折り返します」と丁寧に伝えるだけで問題ありません。

また、事前に連絡可能な時間帯をエージェントへ伝えておくことは大切です。都合の悪い時間帯の電話を減らすことができます。

例えば、「平日の18時以降なら対応可能です」と具体的な時間帯を伝えることで、お互いの負担が軽減されます。

不在着信は早めの折り返しでチャンスが広がる

不在着信に気づいた場合には早めに折り返すことが望ましいです。連絡が遅れると重要な情報やチャンスを逃す可能性があります。

電話対応時には、簡潔かつ明確に話すこともポイントです。特に選考日程や応募書類について確認される場合には、不明点や疑問点もその場で解決しておきましょう。

無駄な手間や誤解が減り、スムーズなコミュニケーションにつながります。

エージェントは何歳まで利用できる？

転職エージェントは、基本的に年齢制限なく利用可能です。しかし、そのサービスによって対象年齢が存在します。

例えば、マイナビエージェントに関しては、主に職歴のある20代から30代前半の若年層向けに設計されています。

ニートやフリーターに特化したエージェントに関しては、主に20代後半まで（サービスによっては30代中盤）の人材を対象にしているケースが多いです。

そのため、いずれにしても35歳以上になると紹介される求人の数が減少する傾向があります。

特に40代以上の場合は、即戦力として求められるスキルや経験が重視されるため、登録自体が難しいケースもあります。

転職エージェントとの面談で失敗しないコツ

エージェントの担当者との面談は、就活を成功させるための始めの１歩です。面談で良い印象を与えることで、自分に適した求人情報が得られやすくなります。

ここでは、面談で失敗しないためのコツをご紹介します。

本音で話すことが大切

自分の希望条件やキャリアプランについて正直に伝えることで、エージェントはより適した求人を紹介しやすくなります。

例えば、「未経験からIT業界に挑戦したい」「残業が少ない環境で働きたい」といった具体的な希望を伝えると良いでしょう。

事前準備をしておく

簡単でいいので、自己紹介やこれまでの経験、希望条件について簡潔に話せるよう練習しておくこともおすすめです。

また、自分が譲れない条件（給与、勤務地など）も明確にしておくと、スムーズな相談が可能です。

リラックスして臨む

面談時にはリラックスした態度で臨むことも重要です。過度に緊張すると、自分の魅力や希望条件を十分に伝えられなくなることがあります。

また、清潔感のある服装や礼儀正しい態度も好印象につながります。

お礼のメールやメッセージを送る

面談後は、お礼メールを送ることでエージェントとの信頼関係が深まります。「本日はありがとうございました」といった簡単なお礼でも構いません。

このような細かい配慮が良い結果につながることがあります。

まとめ：ニートやフリーターでもマイナビエージェントは使える？失敗しない活用術