外仕事がつらい。辞めて転職したいけど不安だ。。。
もう外仕事は懲り懲り。内勤の仕事に転職できる?
以下は、外仕事をする人に多い悩みです。
- 夏は暑くて冬は寒い
- 激務で体がきつい
- 労働環境が悪すぎる
外仕事に多い「ガテン系」の業界は、「体力勝負」「上下関係が厳しい」「残業が多く休みが少ない」など、体力的にも精神的にも堪える仕事です。
このまま続けるのは難しいと考え、内勤へ転職を考える人は多いのではないでしょうか?
はじめまして。転職サポーターのゆうきです。
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
今回の記事では、管理人の転職経験と人事目線を軸に外仕事を辞めて転職をするなら今日からやってほしい5つのことをまとめました。
- 内勤の辛さも知っておく
- 内勤の資質を押さえる
- はやめに動き出す
- 転職理由をきちんと練る
- 転職をひとりで悩まない
外仕事が辛くて悩んでいるあなたにしてもらえると嬉しいです。
外仕事を辞めたいなら知っておきたい内勤の辛さと必要な資質
外仕事を辞めて内勤に転職する場合は、あらかじめ内勤の辛さや必要な資質を知っておくことが大切です。
- 人間関係が辛い
- 体の不調
- 仕事が単調(ルーティンワークなど)
- 内勤に必要な資質と向き不向き
- 早めに動き出すことが大切
- 転職理由をきちんと練る
- 転職の見通しを立てる|ひとりで悩まない
- おすすめできるエージェントサービスの特徴
人間関係が辛い
きっと「外仕事を辞めたい」と考えている人の多くは、内勤やデスクワークを希望するはずです。
そして、
- 内勤なら体も心も楽
- デスクワークは快適
- 外仕事よりはマシ
このように考えているかもしれません。
たしかに内勤は、外仕事に比べれば快適な環境で仕事ができるケースが多く、体力的には楽な場合もあります。
ですが、内勤やデスクワークにも辛いことや苦労はあります。
内勤の悩みで圧倒的に多いのは、人間関係です。
もしかすると、外仕事を辞めたい人のなかにも「人間関係」で悩んでいる人はいると思います。
ですが、内勤は外仕事以上に上司や同僚との関係に頭を悩ませる人が多いと言えます。
なぜなら、基本的に内勤はオフィス内で働くことが多いため、嫌な上司や先輩と顔を合わせる時間が長くなります。悪く言えば、毎日逃げ場がない状態です。
そのため、内勤の仕事に転職をする場合は、人間関係の良い職場を選んだり、上司や先輩と良好な関係を築く努力が大切です。
内勤は、外仕事以上に人間関係に気を遣う可能性があることを頭に入れておきましょう。
体の不調
次に多い内勤の悩みは、体の不調です。
外仕事をしている人からすれば、内勤は「夏や冬も快適なオフィスで働けて幸せ」と思うかもしれません。
しかし、実際に内勤をすると
- 運動不足で体調が悪い
- 座りっぱなしで腰や首が痛い
- PC作業で眼精疲労が悪化
など、体の不調を訴える人が多いことは知っておきましょう。
PCの前で座りっぱなしの業務は、以外にも体やメンタルに大きな負担がかかります。
とくに、今まで外仕事をしていた人が、いきなり一日中座りっぱなしで業務をするのは想像以上に辛いことかもしれません。
内勤に転職をする場合は、仕事内容が自分に合っているかをきちんと考えてみることをおすすめします。
仕事が単調(ルーティンワークなど)
もうひとつ内勤で働く人に多い悩みは、仕事が単調なことです。
仕事内容にもよりますが、基本的に内勤はルーティーン化されているものが多いです。
「決まった内容を決まったメンバーで繰り返す」という業務が多いため、単調な毎日に耐えきれず仕事を辞める人もいます。
また、外仕事とは異なりオフィスに缶詰になることにストレスを感じる場合もあります。
内勤に必要な資質と向き不向き
次にやるべきことは、内勤に必要な資質を理解しておくことです。
繰り返しになりますが、内勤の仕事は「外仕事よりマシ」「デスクワークは快適」と思うかもしれませんが、当然適正はあります。
転職してから後悔しないように、内勤に向いている人・向かない人の特徴も知っておきましょう。
内勤やデスクワークが向いている人の特徴
- 業務を着実にこなせる
- 注意力が高い
- 正確で丁寧な仕事ができる
- ある程度のPCスキルがある
- コミュニケーション能力が高い
- 人のサポートが好き
- 指図されても反抗せず
業務を遂行できる
内勤やデスクワークと言っても様々な仕事があるので一概には言えませんが、主に上記に挙げたポイントが内勤に向いている人の特徴です。
業務をコツコツ正確にこなしたり、PCスキルやサポート力がある人材は内勤になくてはならない存在です。
また、内勤やデスクワークはコミュニケーション能力も非常に大切です。
チームで仕事をしたり、部署間でやりとりをするケースも多いため、円滑に物事をやりとりできる人材は重宝されます。
内勤やデスクワークが不向きな人の特徴
- 室内でコツコツ仕事をするのが苦手
- ひとりでいるとサボってしまう
(自律心がない) - 適当に仕事を終えてしまう
- 内容を理解しないまま仕事をする
- 独自のやりかたを貫いてしまう
- 自己主張が強い
こちらも一概には言えませんが、室内でコツコツ作業をしたり、業務内容を理解しないまま適当に仕事を終わらせてしまう人は、内勤やデスクワークには不向きと言えます。
また、自己主張が強く、自分のやりかたで仕事を進めたいと考える人も問題になりがちです。
自分に適性があるかどうかをよく考えて転職活動を進めていきましょう。
早めに動き出すことが大切
外仕事を辞めたい場合(転職をするなら)は、早めに動き出すことが非常に大切です。
先程もお話したように、「外仕事を辞めたい」と考えている人の多くは内勤やデスクワークを希望するはずです。
ということは、これまでの働き方をガラリと変えることになります。
基本的に転職活動では、積み上げたスキルや経験が評価されます。逆に言うと、未経験分野への転職はハードルが高いケースが多くなります。
未経験者を採用する企業の多くは、
- 将来性
- 教育のしやすさ
- バイタリティ
などを重要視するため、年齢の若い人材を欲しがります。
つまり、外仕事を辞めて内勤やデスクワークへ転職をするなら、出来る限り早めに転職活動を開始することがチャンスを逃さないコツになります。
もちろん、業界や職種によっては30代、40代になっても未経験で転職できる場合もありますが、キャリアチェンジは若ければ若いほうが有利になるのが現実です。
いずれにしても、外仕事が辛いと感じているなら、転職活動の先延ばしはNGです。情報収集など、できることから1歩踏み出すことをおすすめします。
転職理由をきちんと練る
次にやるべきことは、外仕事をやめて転職する理由をきちんと練っておくことです。
転職活動で最も大切なのは、やはり「面接」です。そして、合否を大きく左右するのは「転職理由」です。
なぜなら、面接官や採用担当者は転職理由を質問することで、応募者が
- 活躍してくれそうか?
- すぐに辞めないか?
- 職場にフィットするか?
などを判断しているからです。
きっと、外仕事を辞めたい人は、「外仕事が辛い」「人間関係が悪い」「将来が不安」などの理由で転職をするケースが多いかもしれません。
しかし、これらをそのまま転職理由として回答すると、ほぼ100%マイナスの印象を与えてしまいます。
面接官からすれば、
⇒内勤も辛いと言いそう
⇒職場に馴染めなそう
⇒またすぐに転職しそう
このような印象をもってしまうからです。
そのため、転職理由はきちんと練って、面接官や採用担当者に不安を与えないポジティブな内容を用意しておきましょう。
おすすめしたい転職理由の考えかた
では、どんな転職理由を準備したら良いのでしょうか?
前提として「転職活動は不満解決のためだけにあるのではない」ということは知っておいてください。
面接官は、不満や愚痴を聞きたいわけではなく、「応募者を採用したら会社にどんなプラスがあるか」を知りたがっています。
そのため、外仕事の嫌な部分や不満を転職理由にするのではなく、
- 自分が叶えたいキャリアプラン
- そのキャリアを叶えるために
今の仕事では適さないポイント
を中心に転職理由を練っていきましょう。
例えば、
子供が生まれ収入をアップさせたい。しかし今の仕事はこれ以上の給料アップは見込めないため転職を考えている
ITエンジニアを目指し勉強中。しかし今の職場では活躍の場がない。キャリアチェンジをしたい。
このような転職理由であれば、転職に必要性がありポジティブなメッセージを伝えられます。
転職理由が固まれば、面接のあらゆる質問を乗り切る「軸」になります。
転職の見通しを立てる|ひとりで悩まない
最後にやるべきことは、ひとりで悩まず転職の見通しを立てることです。
誰にとっても「転職」は、不安でしょうがないものです。
とくに外仕事から内勤やデスクワークを目指す場合は、経験やスキルを活かせませんし、環境が大きく変わるため悩みも尽きないですよね。
そのため、まずは以下の2つを今日から取り組んでいきましょう。
- 転職の見通しを立てる
(在職中が理想) - 悩まない環境をつくる
具体的には、ひとりで転職活動を進めるのではなく、エージェント系の転職サービスを活用するのがベストです。
有名所では、
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- doda
といったサービスですね。
エージェントサービスのほとんどは、無料で転職サポートを受けることができます。
次の仕事が決まっていない状態はリスキー
いくら外仕事を辞めたくても、次の仕事が決まっていない状態で退職をするのは大きなリスクです。ブランクを作る可能性がありますし、金銭的な不安にも繋がってしまいます。
その点エージェント系のサービスを活用すれば、
- どんな仕事に転職できそうか
- 給料アップは可能か
- いつが転職のベストタイミングか
などを担当のキャリアアドバイザーやカウンセラーが情報収集してくれます。
つまり、エージェントを活用することで転職の見通しが立ちやすくなり、ひとりで悩まずに済むわけです。
転職をひとりで進めるのは、思っている以上に大変です。
情報収集を満足にできなかったり、現職が忙しくて転職を挫折に追い込まれるケースもあります。
エージェントを賢く活用して転職活動を進めていきましょう。
おすすめできる転職サービスの特徴
でも、転職サービスやエージェントに登録したらいいの?
このように思った人もいるかもしれません。
それはズバリ、受け取る情報の質とサポート力が高いサービスです。
たとえ転職サービスに登録しても、そもそも情報の質が低いと、自分に合う転職先はいつまで経っても見つかりません。
また、せっかくエージェントに登録しても、キャリアアドバイザーや担当者のサポートが悪いと、転職活動もなかなか前に進みません。
そのため、転職サービスは
- 受け取る情報の質が高そうか
- サポート力に問題はないか
をチェックして選ぶことをおすすめします。
ここからは、おすすめできる転職サービスを3社お伝えするので、1〜2社登録してみてください。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの転職サービスです。
- HUGAN(ヒューガン)
- LHH転職エージェント
- 就職カレッジ(ジェイック)
まず、20代から30代の方におすすめできるのが「HUGAN」です。
株式会社ヒューガンが運営する「HUGAN」は、20代から30代の転職(とくにはじめての転職)に強い転職サイトです。
登録すると、企業から直接スカウトを受け取ることができます。
他の転職サイトにも、「スカウト機能」が備わっているサービスはありますが、HUGANの場合は、企業が複数の求職者に同じ文書を一斉送信するようなシステムではありません。
つまり、企業が真剣に「欲しい!」と思っている人材にだけスカウトを送っているため、マッチング率が高く良い求人にめぐり逢いやすいサービスです。
ただし、エージェント系のサービスではないため、手厚いサポートが期待できないのは難点ですが、スカウト機能が優秀なので非常におすすめです。
簡単に登録できるので、会員になっておきましょう。
そして、20代から40代で転職を考えている方におすすめしたいエージェント系サービスは「LHH転職エージェント」です。
LHH転職エージェントは、世界で最大規模の人財サービスを展開するアデコグループが運営している転職エージェントです。
おすすめの理由は以下のとおり。
- 3人に2人が年収アップ
- 職種別に専門の担当者が
サポートしてくれる - 限定求人が多く
仕事探しの幅が広がる
最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのが魅力です。
職種別に専門の担当者がいるため、希望する職種や業界に非常に詳しいキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
そのため、希望とマッチする求人を紹介してもらいやすいエージェントです。
大手のなかでは、穴場かつ能力の高いエージェントなので、必ず登録しておくべきサービスです。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
まずは1〜2社登録して自分に合うエージェントを見つけましょう!
ご紹介したエージェントサービス
【20代30代の転職先探し】
⇒【HUGAN(ヒューガン)】
【実力派転職エージェント】
⇒【LHHエージェント】
【正社員経験3年未満の転職】
⇒【就職カレッジ(ジェイック)】
外仕事を辞めたい人の悩みや疑問を深堀り|転職成功のカギ
ここからは、外仕事を辞めたい人の悩みや疑問を深堀りし、転職成功のポイントについてもお伝えします。
興味のある章を読んでみてください。
- 熱中症は仕事辞める理由になる?
- これはきつい|現場仕事(外仕事)をする女性の悩み
- 辞めたほうがいい職場の特徴
- 最強の退職理由とは?
- 仕事を急遽辞めたいときなんて言えばいい?
- 即日退職は違法?そのリスクと注意点
熱中症は仕事辞める理由になる?
夏の外仕事で深刻な問題になるのが、熱中症です。熱中症は、適切な対策を怠ると体温が異常に上昇し、意識を失うことさえある危険な状態です。
こうした状況が続けば、仕事を続けること自体が難しいため、辞める理由として十分に成り立ちます。
熱中症が仕事を辞める理由になるかどうかは、働く環境の状況に左右されます。
もし、職場が十分な熱中症対策をしておらず、労働者の健康を守るための措置が不十分な場合、働き続けることは非常に危険です。
例えば、
- 十分な休憩時間が確保されていない
- 日陰や冷却装置が不足している
- 水分補給が推奨されていない
などの状況では、労働者の健康が損なわれるリスクが高まります。
こうした環境で働き続けることは、体調を崩す可能性が高いため、辞職を検討することもやむを得ない選択です。
また、厚生労働省のデータでも、毎年多くの労働者が熱中症によって職場で倒れ、場合によっては命を落としている事実があります。
特に建設現場などの外仕事では、熱中症のリスクが非常に高いため、対策が不十分な職場であれば、辞職を真剣に考える要因です。
これはきつい|現場仕事(外仕事)をする女性の悩み
現場仕事(外仕事)をする女性は、特有の悩みを抱えているケースが多いです。
ここでは、建設業界や工事現場など、男性が多数を占める環境で働く女性の悩みを見ていきましょう。
トイレや更衣室が足りない
多くの現場では、女性用の設備が十分に整っていない場合があり、男女共用のトイレしかないことも珍しくありません。
女性にとって、トイレは気を使うことが多く、大きなストレスになりやすいはずです。
また、男性は屋外でも着替えができるかもしれませんが、女性にはプライバシーが確保された場所が必要です。
作業前や作業後に余計な負担がかかり、仕事に集中しづらくなります。
装備品が女性の体系に合わない
作業着やヘルメットなどの装備品が、女性の体型に合わないことも悩みの一つです。
多くの装備品は、男性の体格を基準に作られてきました。そのため、女性が使用するとサイズが合わず、作業中に不快感を覚えることがあります。
特に、安全靴やハーネスなど、身体にフィットしないと危険を伴う装備品においては、作業効率だけでなく安全性にも影響を与えかねません。
最近は女性向けの装備品も増えてきていますが、まだまだ選択肢が限られています。
男性からの気遣いがプレッシャーに
男性の同僚からの「気遣い」が逆にプレッシャーとなることもあります。
例えば、「無理しなくていいよ」「重いものは持たなくていいよ」などの言葉は、女性からすると「対等に扱われていない」と感じることがあります。
女性側も同じように仕事をこなしたいという意識が強い場合、こうした言葉はモチベーションを下げる原因となることがあります。
辞めたほうがいい職場の特徴
外仕事を辞めるかどうかを判断するには、まず「辞めたほうがいい職場」の特徴を知ることが大切です。
ここからは、特に注意すべき職場の特徴を紹介します。
長時間労働が常態化している
まず、長時間労働が常態化している職場は、辞めたほうが良いといえます。
長時間労働は心身に大きな負担をかけ、仕事とプライベートのバランスを崩す原因です。
特に、深夜までの残業や休日出勤が頻繁に行われる場合、慢性的な疲労が溜まり、健康を害するリスクが高まります。
また、過労が原因でメンタルヘルスの問題を引き起こすこともあり、長く働き続けることが非常に難しい職場と言えます。
有給休暇が取得しづらい・できない
有給休暇が取得しづらい、あるいは取得できない職場も要注意です。
有給休暇は、労働者に与えられた重要な権利です。しかし、それを行使できない職場は問題です。
有給休暇を申請しても上司から「今は忙しいから取らないでほしい」と言われる、もしくは休みを取ると同僚から嫌味を言われる、などの環境は、非常にマイナスです。
このような職場は、社員の満足度が低く、モチベーションが続かないため、転職を検討したほうが良いかもしれません。
ハラスメントが常態化
また、ハラスメントが常態化している職場はもできるだけ早く離れるべきです。
パワハラやセクハラ、モラハラなどが横行している職場では、働く人の心身の健康が脅かされます。
特に上司や同僚からの暴言や理不尽な扱いが続くと、仕事に対する意欲が失われ、最悪の場合、うつ病などの深刻な精神疾患に発展することがあります。
ハラスメントを受け続ける環境で働き続けることは、自分自身を追い詰めるだけなので、早急に転職を考えるべきです。
最強の退職理由とは?
退職(転職)を決意したとき、考えなければならないのが「退職理由」です。
ここでは、引き止められにくく、円満に退職できる「最強の退職理由」を選ぶポイントを紹介します。
会社が改善できない理由を選ぶ
例えば、「体調不良」や「家族の介護」といった個人的な事情は、会社側がどうすることもできないため、引き止められるリスクが低いです。
特に、体調不良を理由にする場合は、診断書が必要になることがありますが、会社も無理に引き止めることが難しくなります。
また、「家族の介護」を理由にする場合も、具体的な事情を詳細に伝える必要はなく、個人的な問題として理解されやすいです。
新しい挑戦を理由にするのも効果的
例えば、「以前からやりたかった分野に挑戦したい」「専門的な資格を取得するために勉強に専念したい」といった前向きな理由は、会社側が理解しやすい理由です。
特に資格取得や学業に専念したいといった理由は、今しかできない事として説得力があり、ポジティブな印象を残せるでしょう。
交渉が難航する退職理由
一方で、「待遇への不満」や「人間関係のトラブル」を退職理由にすると、交渉が難航する可能性があります。
例えば、「給料が低い」「昇進が見込めない」などの理由を挙げると、会社側は条件改善を提示して引き止めようとするかもしれません。
これでは、退職までのプロセスがスムーズに進まない可能性があります。そのため、退職理由としては避けた方が良いです。
仕事を急遽辞めたいときなんて言えばいい?
ここでは、外仕事を辞めたいとき、会社に適切に伝える方法を紹介します。
誠実かつ簡潔に理由を伝える
まず、最初に心掛けるべきことは、誠実かつ簡潔に理由を伝えることです。
「突然で申し訳ないのですが、一身上の都合で退職させていただきたいと考えております。」といった形で、最初に退職の意志を明確に伝えるのが良いでしょう。
あまり詳細な理由を説明し過ぎると、引き止めに合いやすくなるため、シンプルな表現で理由を伝えることがポイントです。
引き止めに合わないような理由を選ぶ
先にお伝えしたように退職理由は、会社が対応しにくい理由を選ぶことが効果的です。
例えば、「体調不良が続き、仕事を続けることが難しい」「家族の事情で急遽対応が必要になった」など、個人的な事情を理由にすると、会社側も無理に引き止めにくくなります。
また、具体的な理由を求められた場合でも、「プライベートなことなので、詳しくは控えさせていただきます」と伝えれば、トラブルを避けることができます。
退職時期について相談する
また、退職の意思を伝える際には、退職時期についても相談することが重要です。
「〇月〇日をもって退職させていただきたいと考えておりますが、具体的な日程はご相談させてください」と、あくまで相談ベースで伝えると良いでしょう。
会社側も引き継ぎや後任の手配をしやすくなり、円満に退職できる可能性が高まります。
感情的にならず冷静に対応する
辞めたいという気持ちが強い場合でも、感情的にならず冷静に対応することが大切です。
急いでいるからといって、ぶっきらぼうに退職を伝えるのではなく、会社や上司に対して礼儀正しく接し、自分の立場をしっかりと伝えることが必要です。
誠実かつ冷静に対応することで、トラブルを最小限に抑え、スムーズに退職手続きを進めることができるでしょう。
即日退職は違法?そのリスクと注意点
なかには、「今すぐにでも外仕事を辞めたい」と思っている方もいるはずです。
しかし、即日退職にはいくつかの注意点とリスクが伴います。ここでは、即日退職の合法性や注意すべきポイントを解説します。
まず、法律的には正社員が即日退職することは認められていません。労働契約法によれば、退職の意思を伝えてから2週間後に退職が成立するのが原則です。
ただし、やむを得ない理由がある場合や会社が即日退職に同意している場合は、即日で会社を辞められる可能性があります。
即日退職を行うリスク
例えば、重要なポジションに就いている場合、引き継ぎが不十分なまま退職すると、会社に損害を与える可能性があります。
この場合、損害賠償を請求されるリスクもあるため注意が必要です。
また、会社によっては、就業規則に基づいて「無断欠勤」と見なされ、懲戒解雇の処分を受けるリスクもあります。
懲戒解雇は、その後の転職活動において不利になるため、避けたいところです。
相談窓口や労働基準監督署に相談する
もし、即日退職を希望する理由が、職場環境やハラスメントによるものである場合では、まず社内の相談窓口や労働基準監督署に相談するのもおすすめです。
退職の意向を示す前に会社側に改善を求めることで、退職せずに状況を改善できる可能性もあるからです。
また、専門家に相談することで適切なアドバイスを得ることができるため、後悔のない判断ができます。
まとめ:つらい外仕事を辞めたい|転職するなら今日からやるべき5つのこと
最後に今回の記事をまとめます。
- 外仕事がつらい理由として、夏の暑さや冬の寒さが挙げられる
- 労働環境が悪く、体力的・精神的に負担が大きい
- 外仕事から内勤への転職を考える人が多い
- 内勤にも人間関係や体の不調などの辛さがある
- 内勤の仕事は単調で、ルーティンワークが多い
- 内勤に向いている人は正確で丁寧な仕事ができる人
- 内勤に不向きな人はコツコツした作業が苦手な人
- 転職を考えるなら早めに動き出すことが重要
- 転職理由はポジティブな内容を用意するべき
- 内勤への転職は未経験者にとってハードルが高い
- 未経験でも転職可能な業界や職種もある
- 転職エージェントを利用すると安心できる
- エージェントの活用で転職の見通しが立てやすい
- 外仕事を辞める際は、次の仕事を決めてからが理想
- キャリアチェンジは若いほど有利なケースが多い
ご紹介したエージェントサービス
【20代30代の転職先探し】
⇒【HUGAN(ヒューガン)】
【実力派転職エージェント】
⇒【LHHエージェント】
【正社員経験3年未満の転職】
⇒【就職カレッジ(ジェイック)】