フリーターなのに今日で12連勤。休みがなくてきつい。。。
バイトを掛け持ち。ほとんど休みなしだから大変。。。
フリーターなのに休みなしで働くのは辛いですよね。
はじめまして。転職サポーターのゆうきです。
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
実は僕もフリーター時代に掛け持ちバイトで1ヶ月休みなしだったことがあるので、気持ちはよくわかります。(その後フリーターをやめて就職しました)
そんな経験から言えるのは、休みなしのフリーター生活はデメリットが多いということです。
この記事では、休みなしで働くフリーターに考えてほしい
- 休みなしフリーターのデメリット
- 正社員を目指すべき理由
- 忙しいフリーターの就活方法
をまとめました。
「休みがないフリーター生活が辛い」と悩んでいる方は、参考にしてください。
フリーターが休みなしで働くデメリットと就活のコツ
- 休みなしで働くとフリーターを抜け出せなくなる
- 実はメリットだらけ|正社員になるべき理由
- 休みなしで働けるフリーターは就活でプラスになる
- 休みなしで忙しいフリーターが正社員を目指すコツ
休みなしで働くとフリーターを抜け出せなくなる
最初に考えてほしいのは、休み無しのフリーターはデメリットが多いということです。
一般的に、フリーターとして働くメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 自由にシフトを組みやすい(時間が自由)
- やりたいことや趣味に時間を割ける
- 仕事の責任が少ない・辞めやすい
しかし、バイトの掛け持ちなどで休みがない状態で働いていたら、こうしたメリットはほとんど感じられません。。。
さらに、連勤を続けて毎日ハードに働きすぎると体も壊しやすくなってしまいます。
すると、
- 体を壊す
- アルバイトを休む
- 給料が減る
- 医療費がかかる
- お金が必要になる
- さらに休めなくなる
このような悪循環にハマってしまう可能性が高くなります。
1ヶ月休み無しでバイトを掛け持ちした結果
実は僕も、フリーター時代に1ヶ月休みなしでバイトを掛け持ちしたことがあります。
その結果どうなったかというと、過労が原因でバイト先で倒れてしまいました。
バイトは辞めることになり、療養中はお金がどんどんなくなり、家族や友人には心配をかけ、本当に最悪な経験でした。
もちろん、たとえ休みがなくても、若いうちならなんとかやっていける人もいるかもしれません。
ですが、年を重ねるごとに休みなしでフリーター生活を続けるのはどんどん辛くなります。
「お金のためには仕方がない」と思う気持ちも分かりますが、休みなしでフリーターを続けるのは大きなリスクが伴います。
そのため、一度立ち止まって、「将来的にどんなデメリットがあるか」を考えてみてください。
そのうえで、正社員になる道を検討してみることをおすすめします。
僕のように倒れてからでは遅いので、「休みなしでつらい」と思っている今のうちに対処していきましょう。
実はメリットだらけ|正社員になるべき理由
ではここからは、休みなしのフリーターが正社員を目指したほうが良い理由をお話していきます。
具体的には次の3つがメリットです。
- 正社員のほうがメリットが多い
- ステップアップがしやすい
- 休みなしで働いた経験は有利になる
フリーターを続けるより正社員のほうがメリットが多い
先ほどもお話ししたように、休みなしで働いていたら以下のようなフリーターのメリットは無くなってしまいます。
- 自由にシフトを組みやすい(時間が自由)
- やりたいことや趣味に時間を割ける
- 仕事の責任が少ない・辞めやすい
バイトの掛け持ちなどをして休みなしで働くということは、正社員と同等もしくはそれ以上の時間を仕事に費やしていることになりますよね。
それなら、就職して正社員として働いたほうが明らかにメリットは多くなります。
例えば、同じ時間を働いたとしても、正社員になれば、
- 給料が増える
- 福利厚生が充実する
- 雇用が安定する
- 信用度が増す
- スキルや経験を積める
このようなメリットがあります。
もちろん、仕事の責任や難易度は上がりますが、仕事に費やす時間は同じなのに、得るリターンに大きな差が出るのです。
もしかしたら、
でも、正社員になったら、さらに仕事がきつくなるんじゃないの?
と思う人もいるかもしれませんが、きちんと情報収集をして就職先を選べば、「休みがない」「終電まで帰れない」なんてことはありません。
例えば、1ヶ月に1日も休みがない職場というのは、そもそも違法である可能性が高いブラック企業です。
僕は正社員になったことで、
- 給料がグンと増えた
- ボーナスがある
- 休みが固定された(長期休暇あり)
これらのおかげで、フリーター時代よりも明らかにプライベートが充実しました。
ですから、「フリーターのままで本当にメリットはあるのか?」「就職したほうが自分が望む生活を叶えられるのでは?」と考えてみてください。
休みなしで働けるフリーターは就活でプラスになる
また、休みなしでバリバリ働けることは就活でプラスになるということも頭に入れておきましょう。
例えば、
- 週3でのんびりアルバイトをしている
- 掛け持ちバイトをして
週6〜7で朝から晩まで働いている
こんな2人のフリーターが正社員の採用面接にやってきたら、高い評価を得られるのはやはり後者です。
なぜなら正社員になっても、
- 多少厳しい仕事にも耐えてくれそう
- 仕事に対して真面目そう
- やる気がありそう
こんなふうに思ってもらえるからです。
もちろん、休みなしでフリーターをしていればなんでもOKというわけではありませんが、「仕事に対する姿勢をわかりやすく伝えやすい」という点では有利です。
以下のデータを見てもらうと分かるように、経験が少ない人材の採用は「やる気やバイタリティ」が重視される傾向にあります。
人事が重視する理由ベスト5
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
※経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
休みなく働いてきた経験は就活で活かせます。
休み無しのフリーター生活がきついなら、その生活を変える時期です。
休みなしで忙しいフリーターが正社員を目指すコツ
たしかに正社員を目指たほうが良いと思うけど、どうやって就活を進めたらいいわけ!?
バイトは掛け持ちだし休みがないくらい忙しいんだけど。。。
こんなふうに思った人もいるかもしれません。
そこでここからは、僕の就活経験から失敗しない就活のコツをお伝えします。
- 期限を決めて就活に臨む
- 効率的に就活が進む環境を作る
期限を決めて就活に臨む
まずは、「この日までに就活を終わらせる」という期限を決めましょう。
なぜなら、期限を決めることで効率的に就活を進めるようになりますし、内定を取れる可能性がグンと高まるからです。
期限を決めずに就活をすると、面倒くさいことは後回しになり、仕事探しや書類作成、面接対策に時間をかけすぎてしまいます。
その結果、モチベーションは下がり「いつまで経っても就職できない」という状況になるケースも多いです。
対して、最初に期限を決めて就活をはじめれば、
- スケジュールが立てやすい
- 緊張感が生まれる
- 期限から逆算して動ける
など、様々なメリットが生まれます。
就活は、期限を設けて短期決戦で臨みましょう。
効率的に就活が進む環境を作る
もうひとつのコツは、効率的に就活が進む環境を作ってしまうことです。
休みがなく忙しいフリーターは、「どうすれば効率的に就活が進むか」を考えることが大切です。
例えば、就活に慣れていないフリーターが
- 求人をひとつひとつチェックする
- 膨大な求人から自分に合う仕事を見つける
- 面接対策を一から勉強する
- 企業とのやりとりをひとりでこなす
こんなことをしていたら、非効率的です。アルバイトが忙しかったら、挫折する可能性が高くなります。
そのため、就活をすべて一人でやろうと思わず、「就活サービス」を活用して、頼る部分はきちんと頼ることが大切です。
とくにエージェント系のサービスを使えば、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が、就活をサポートしてくれます。
例えば、
- 就活の進め方・マナーを教えてくれる
- 自分に合う求人や業界を紹介してくれる
- 書類や面接のコツをおしえてくれる
など、一般的には無料でこうしたサービスが受けられます。
僕はエージェント系のサービスをメインに使うことによって、
- 書類落ちがグッと減った
- 面接に自信をもてるようになった
- 内定までモチベーションを保てた
など、様々なメリットがありました。「最初から使っておけばよかった」と思います。
もちろん、就職エージェントは「就職したい人」に協力的なサービスなので、やる気がない方にはおすすめできません。
ですが、「今の状況を本気で変えたい」と考えているなら、必須のサービスと言えます。
まずは、1〜2社でいいので就職エージェントに登録してみましょう。
「フリーター専門のエージェント」を選ぶことが大切
ただし、エージェント選びにはコツがあります。それは、未経験者やフリーターの就活を専門にしているエージェントを選ぶということです。
例えば、有名なエージェント系サービスは、
- マイナビエージェント
- doda
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
などですが、こうした大手総合型の転職エージェントは、基本的に実務経験がある正社員の転職者を対象としています。
つまり、未経験のフリーターや既卒者、ニートから就職する場合はサポートしてもらえない可能性があります。
そのため、エージェントサービスを選ぶ場合は、フリーターなどの未経験者を専門にしているサービスを選ぶようにしましょう。
そのほうが、
- 求人を紹介してもらいやすい
- 悩みを相談しやすい
- きちんとサポートしてもらえる
など、エージェントサービスのメリットを100%活かすことができます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
- 就職カレッジ(ジェイック)
- キャリアスタート
- ハタラクティブ
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも相談しやすい
- 離職率が低い優良企業の紹介
- 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
- マンツーマンフルサポート
- 未経験OK求人が多数
- 内定率80%超え
などの特徴があり、利用者の満足度が非常に高いサービスです。
経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
就職率とサポートの質は間違いないので、未経験で就職を目指すなら必ず登録しておきたいサービスです。
最後にお伝えする「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社が運営する20代向けの転職・就職エージェントです。
- 適職が見つかりやすい
- マンツーマンサポート
- 内定スピードが早い
などの特徴があり、仕事選びで悩む人におすすめできるサービスです。
ハタラクティブでは、自己理解を深める独自のカウンセリングを行っています。そのため、適職が見つかりやすく就活の成功率も高いのが魅力です。
また、最短2週間で内定が出るケースもあり、素早い就活が可能なエージェントでもあります。登録は、以下のような対話形式で進むのでとても簡単。
早く就職を決めたい方や適職を相談したい方は、ジェイックやキャリアスタートと併せてハタラクティブも活用しましょう。
まずは2〜3社登録して自分に合うエージェントを見つけましょう!
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
休みなしで働くフリーターの悩みや疑問を深堀り
ここからは、休みなしで働くフリーターの悩みや疑問についてまとめています。気になる項目だけ読んでみてください。
- アルバイトの休みなしは違法?
- 掛け持ち休みなしは労働基準法違反?
- 休みなしで働くとどうなる?
- 掛け持ちしないと生活できない
- フリーターが月200時間働くのはあり?
- 20連勤はあり?休みなしで働ける限界について
- 女性のフリーターが休みなく働くと
- ダブルワークを休む理由はどう伝える?
- フリーターが休みなしで働くデメリット
- 休みなしのフリーターは就職したほうがいい理由
アルバイトの休みなしは違法?
アルバイトの休みなしって違法なの?
結論から言うと、労働基準法によって一定の休みが確保されるべきです。
労働基準法第35条では、使用者(勤務先の企業やお店)は労働者に対して毎週少なくとも1回の休日を与える義務があります。
また、4週間のうちに4日の休日を与えることも求められています。
つまり、1週間に1日は必ず休みを取らなければならず、2週間以上連続で働くことは基本的に認められていません。
労働時間についても制限があります。労働基準法第32条では、1日の労働時間は8時間、1週間の労働時間は40時間を超えてはならないと定められています。
これを超える場合、割増賃金を支払わなければならず、長時間労働が常態化している場合は法律違反となる可能性が高いです。
こうした法律は、アルバイトやパートタイムの労働者にも適用されます。
そのため、休みなしで働かされる場合や法定労働時間を超えて働くことが常態化している場合は、労働基準監督署に相談したほうが良いかもしれません。
この場合は、勤務時間の記録を取っておくことが大切です。
掛け持ち休みなしは労働基準法違反?
バイトの掛け持ちで休みなしってやばい?
フリーターが休みなしで働く場合、アルバイトを掛け持ちしている人もいるはずです。実は掛け持ちで休みなく働くことにも法的な制約があります。
先にお伝えしたように、労働基準法では、1週間の労働時間が40時間、1日の労働時間が8時間を超えないように定められています。
また、少なくとも毎週1日の休日、もしくは4週間で4日の休日を取ることが必要です。
この法律は、フリーターが掛け持ちで働く場合にも適用されます。
これを超える場合は、「法定労働時間外労働」となり、追加の労働時間については割増賃金が支払われる必要があります。(参考データ:厚生労働省より)
労働時間の通算について
労働基準法第38条では、事業場(バイト先)が異なる場合でも労働時間は通算されると規定されています。
つまり、掛け持ちなどで複数の職場で働く場合でも、労働時間の合算で法定労働時間を超えるか超えていないかを判断することになります。
具体例を見てみましょう。
割増賃金について
法定労働時間外労働が発生した場合は、企業(アルバイト先)はその時間に対して割増賃金を支払う義務があります。
割増賃金の率は以下の通りです。
時間外労働のケース | 割増賃金率 |
---|---|
法定労働時間外労働 | 通常の賃金の25%以上 |
休日労働 | 通常の賃金の35%以上 |
深夜労働(午後10時から午前5時まで) | 通常の賃金の25%以上 |
労使協定と36協定
また、企業が労働者に法定労働時間を超えて働かせる場合、事前に労使協定(36協定)を結び、所轄の労働基準監督署長に届け出る必要があります。
この協定がないまま法定労働時間外労働をさせることは違法となります。36協定では、時間外労働の上限が月45時間、年360時間と定められています。
掛け持ちで働く場合は、こうした法律に沿った働き方ができる環境かどうかをフリーター側も確認することが大切です。
休みなしで働くとどうなる?
休みなしで働くと、人はどうなっちゃうの?
フリーターが休みなしで働き続けると、バイトだけでなくプライベートにも悪影響が出る可能性があります。
仕事の効率が大きく低下
長時間働き続けると、集中力や注意力が低下し、ミスが増える傾向があります。これにより、仕事の質が落ち、結果的に効率が悪くなってしまいます。
例えば、ミスを修正するためにさらに時間がかかることもあります。
体調のコントロールが難しくなる
休みがないと、疲労が蓄積しやすく体調不良を引き起こすリスクが高まります。
具体的には、
- 睡眠不足
- 食欲不振
- 自律神経の乱れ
などが挙げられます。これにより、さらにアルバイトに悪影響を及ぼすことになります。
メンタル不調に陥りやすくなる
仕事のストレスが溜まり続けると、精神的な疲労が限界に達しやすくなります。
これにより、やる気が出なくなったり、ネガティブな思考に陥ったりすることがあります。メンタルの不調は、仕事のパフォーマンスにも直結するため、注意が必要です。
職場の人間関係に悪影響を与える
疲れやストレスが原因で、バイト先の同僚や上司とのコミュニケーションがうまくいかなくなることがあります。
職場の雰囲気が悪化し、仕事のやりがいを感じにくくなることもあります。
自分の時間が減る
休みなしで働くと、自分の時間を持つことが難しくなります。趣味やリラックスする時間が取れないため、精神的な余裕がなくなります。
生活の質が低下し、長期的には健康にも悪影響を及ぼします。
大切な人と過ごす時間が減る
バイト漬けで家族や友人、恋人との時間が取れなくなることで、関係性が希薄になり、孤独感を感じることもあります。
メンタルヘルスにも悪影響を及ぼすことになります。
掛け持ちしないと生活できない
休みがないけど、バイトを掛け持ちしないと生活できない…
なかには、アルバイトを掛け持ちしないと生活できない状況にあるフリーターもいるはずです。その理由と対処法を見ていきましょう。
給料が低い
大きな原因と言えるのは、給料が低いことです。多くのフリーターは、正社員と比べると収入の面で大きな落差があります。
同じようにフルタイムで働いても、生活費が十分ではないことが多いです。
例えば、地域や業界、職種によっては、手取りが月14万円にも満たないこともあります。ボーナスがないことも多く、年齢を重ねるごとに生活が厳しくなってしまいます。
家賃の負担が大きい
一人暮らしのフリーターの場合、家賃の負担が大きいことも掛け持ちしないと生活できない要因となります。
特に都市部では家賃が高額になるため、フリーターは生活費の大部分を家賃に費やすことになります。
税金や保険料の負担が大きい
税金や年金、保険料の負担も大きいです。フリーターであっても、これらの支払いは避けられず、月々の出費がかさみます。
例えば、毎月2万円ほどが税金や社会保険料として引かれることがあります。これにより、手取り収入がさらに減り、掛け持ちの必要性が高まります。
休みなしなら生活を見直す必要がある
フリーターが掛け持ちをしないと生活できない場合の対処法としては、仕事自体を見直す必要があります。
今の仕事(アルバイト)のままでは、掛け持ちを抜け出すことは難しい場合がほとんどです。
また、年を重ねるにつれてさらに生活がきつくなってしまう可能性が高いです。
このあと詳しくお伝えしますが、フリーターで休みなしが続く場合は、正社員としてフルタイムで働いている(残業している)のと同じです。
仕事量や勤務時間は正社員と変わらないのに、フリーターはボーナスや福利厚生等で圧倒的に不利です。
そのため、
- 仕事を変える(時給の高い仕事を選ぶ)
- 正社員就職を目指す
など、仕事を見直す時期にきているのではないでしょうか。
フリーターが月200時間働くのはあり?
フリーターが月に200時間働くのは長時間労働?
週5勤務8時間労働(月160時間勤務)を基本とすると、月200時間労働は、40時間ほど多いことになります。
労働基準法では、1週間の残業の上限は14時間以内という決まりがあります。
仮に週5勤務8時間労働で残業が週に10時間の場合(週50時間労働、1ヶ月200時間労働)は、法律上は違法というわけではありません。
しかし、8時間+残業2時間=計10時間の勤務が続くと、仕事内容にもよりますが、激務となる場合が多いです。
- 体調不良
- パフォーマンス低下
- ストレス増加
などが考えられます。
健康面や仕事のパフォーマンス、プライベートの時間、そしてキャリアの発展などを考えると、おすすめはできないシフトと言えます。
20連勤はあり?休みなしで働ける限界について
休みなしで働ける限界ってどのくらい?
休みなしで働ける限界については、人それぞれ許容範囲が違うため、明確な答えはありません。
しかし、労働基準法を考えると基本的には12日以上の連続勤務は違法となります。つまり、20連勤やそれ以上の勤務は法律で禁止されているのです。
連続して働き続けると、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積し、さまざまな健康問題が発生しやすくなります。
例えば、睡眠不足や慢性的な疲労は免疫力の低下を招き、長期間のストレスは、心臓病やうつ病のリスクを高めることが知られています。
そのため、限界まで働くのは決しておすすめできません。
女性のフリーターが休みなく働くと
女性フリーターが休みなく働くとどうなるの?
休みなく働くフリーター女性は、女性特有の課題に直面する可能性があります。
女性は、職場での感情労働を求められやすいと言われています。
感情労働とは、「自分の感情を誘発・抑制しながら、相手の中に適切な精神状態を作り出すために、自分の外見を維持する労働」を指します。
例えば、同僚の悩み相談やチームの調和を図るための努力など、見えない労働が増える傾向があります。
これで休みもなしだと、精神的な負担が増し、燃え尽き症候群に陥りやすくなります。
また、未だに女性は昇進や昇給の機会が男性より少ないことが多く、フリーターのままではキャリアアップやキャリアチェンジがますます難しくなってしまいます。
休みなしでフリーターを続けていると、そもそもキャリアアップへの意欲が湧かず、「いつのまにか年齢を重ねてしまった」というケースも多いです。
ダブルワークを休む理由はどう伝える?
ダブルワークを休むときは、どう伝えたらいい?
フリーターでダブルワークをしている場合、休む理由をどう伝えるべきか悩むかもしれません。ここでは、休むことを上手く伝えるポイントを解説します。
できるだけ早く連絡する
まずは、休むことがわかった時点ですぐに連絡を入れることが大切です。
アルバイト先としては、突然スタッフが休んで職場が混乱してしまうのが最も大変なケースです。そのため、できる限り早い段階で休みの連絡をするのがマナーです。
連絡がシフト当日になってしまった場合でも、
など、可能な限り迅速に連絡しましょう。
誠実で具体的な理由を伝える
休みの連絡をするときは、誠実で具体的な理由を伝えることもポイントです。
例えば、体調不良の場合は
- 昨晩から熱が出て出勤が難しい
- これから病院に行く必要がある
- 医師に◯日は安静と言われた
など、具体的な症状や経過を簡潔に説明することで、信頼してもらいやすくなります。
感謝の気持ちとフォロー
アルバイトを休むと職場に迷惑がかかる可能性もあります。そのため、感謝の気持ちとフォローを示すことも大切です。
例えば、
- ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした
- シフトを変わってくれてありがとう
- 今度何かあったら自分がカバーします
など、一言添えることが周りのスタッフや上司と良い関係を保つコツです。
フリーターが休みなしで働くデメリット
休みなしで働くフリーターにはどんなデメリットがあるの?
フリーターが休みなしで働くと、すぐに現れるデメリットだけでなく、長期的な面でもデメリットがあります。
これらのデメリットを理解することで、働き方を見直すきっかけにしましょう。
ストレスが増え健康への悪影響
フリーターが休みなしで働くデメリットのひとつは、健康への悪影響です。
休みなしで働き続けると、身体に疲労が蓄積しやすくなります。疲労が慢性化すると、免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなります。
また、長時間労働はストレスを増大させ、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスにも悪影響を与えることがあります。
さらに
- 仕事のミスが増える
- 集中力が低下する
などでストレスを抱えやすく、悪循環に陥ることもあります。
リフレッシュできず人生の質が低下
プライベートの時間がなくなり、人生の質が低下することも挙げられます。
休みなしで働くと、家族や友人、恋人との時間が取れなくなります。人間関係がうまくいかなくなると、孤独感やストレスを感じる原因にもなります。
例えば、友人と過ごす時間や趣味に没頭する時間がないと、リフレッシュする機会が減り、モチベーションも低下してしまいます。
キャリア形成でプラスになりにくい
さらに、キャリア形成の面でもデメリットがあります。
フリーターが長時間働くことは短期的な収入にはつながりますが、長期的なキャリア形成には不利です。
例えば、フリーターで休みがないと、
- スキルアップできない
- 目の前のバイトで精一杯
- 体を壊しやすくなる
などで、ますますフリーターから抜け出すことができなくなってしまいます。
フリーターとしての経験は、スキルや専門知識には繋がらないケースが多いです。そのため、いざ正社員になろうと思っても、転職市場の評価が低いままになってしまいます。
休みなしのフリーターは就職したほうがいい理由
休みなしならフリーターを辞めたほうがいい?
結論から言うと、フリーターが休みなしで働いている場合は、正社員として就職することを強くおすすめします。
なぜなら、フリーターで休みなしが続く場合は、正社員としてフルタイムで働いている(残業している)のと同じか、それ以上です。
つまり、仕事量や勤務時間は正社員と変わらないのに、フリーターという立場のため、
- 給料やボーナス
- 福利厚生
- その他の待遇
で損をしている可能性が高いと言えます。
また、フリーターのまま休みなしで働き続けるのは、将来的に非常にリスキーです。
正社員として就職することで、健康面や経済面が安定し、安心して働くことができるようになります。
収入の安定
フリーターはシフト制(時給制)で働くことが多く、月によって収入が変動することがあります。
仮に長期休んでしまうと、それだけ収入が減ってしまうわけです。
しかし、正社員として就職すれば、毎月決まった給料が支払われるため、収入の安定が見込めます。
また、ボーナスや昇給の制度がある企業も多く、将来的に収入が増える可能性も高いです。正社員になれば、年収ベースで計画的に貯蓄や投資を行うことができます。
福利厚生が充実
正社員は、健康保険や厚生年金、雇用保険などの社会保険に加入することが義務付けられています。
これにより、病気や失業時のリスクに備えることができます。
企業によっては住宅手当や交通費支給、社員割引などの福利厚生も充実しています。
例えば、健康診断や人間ドックの費用が会社負担になる場合もあり、健康管理の面でもメリットがあります。
キャリアアップがしやすくなる
正社員として働くことで、専門的なスキルや知識を身につけることができます。
例えば、営業職や事務職、技術職など、様々な職種で経験を積むことで、将来的なキャリアアップや転職の際に有利になります。
さらに、研修制度や資格取得支援などを積極的に取り入れている会社もあり、スキルアップもしやすくなります。
ワークライフバランスが改善される
フリーターとして休みなしで働くことは、体力的にも精神的にも大きな負担となります。
きちんと会社を選んで正社員になれば、休みなしで働き続ける必要はなくなります。
そもそも、ダブルワークは禁止されている場合もあるため、プライベートの時間を確保しやすくなります。
ワークライフバランスが改善されることは、長期的に見て非常に大きなメリットです。
社会的信用を得やすくなる
正社員として働くことで、社会的な信用も上がります。
例えば、住宅ローンや自動車ローンを組む際、正社員であることが条件になることが多いです。金融機関の審査が通りやすくなり、急な出費にも対応しやすくなります。
また、恋愛や結婚に関しても、正社員のほうが成功率が高いと言われています。
とくに男性フリーターの結婚率は、正社員と比べて4分の1以下というデータがあります。(引用データ:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状2」)
恋人と結婚する場合も、やはり正社員のほうが相手の両親に安心してもらいやすいというメリットもあります。
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ
まとめ:フリーターが休みなしで働くデメリット|就職を考えるべき理由と成功のコツ
いかがでしたでしょうか。最後に記事をまとめますね。
- フリーターが休みなしで働くと健康に悪影響がある
- 労働基準法は毎週少なくとも1日の休日を義務付けている
- 4週間で4日の休日を確保する必要がある
- 1日の労働時間は8時間、1週間の労働時間は40時間を超えてはならない
- 法定労働時間を超える場合は割増賃金が必要
- 長時間労働が常態化している場合は法律違反の可能性が高い
- 労働基準法はアルバイトやパートタイムの労働者にも適用される
- 複数の職場で働く場合も労働時間は通算される
- フリーターが掛け持ちで休みなしは法的に制約がある
- 休みなしで働くとミスが増え、仕事の質が低下する
- 疲労が蓄積し、体調不良を引き起こすリスクが高まる
- メンタル不調に陥りやすくなる
- 職場の人間関係に悪影響が出ることがある
- 自分の時間が減り、精神的な余裕がなくなる
- 大切な人と過ごす時間が減り、孤独感を感じることがある
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ