みんな会社を辞めていく…こんな職場は転職すべき!?
次々同僚が転職していく…辞めたいけど不安。。。
職場の同僚が次々に会社を辞めてしまったら、当然不安になりますよね。「自分も転職すべきか」「このまま会社に残っていいのか」と悩むはずです。
はじめまして。転職サポーターのゆうきです。
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
結論から言うと、離職率が高い職場で働くのは決して良いことではありません。デメリットも多いため、転職を考えているなら早めに手を打つことが大切です。
この記事では、僕の転職経験と人事目線をもとにみんな辞めて行く職場を転職するか悩んだときの対処法をまとめました。
- みんな辞めていく職場の特徴
- 離職率が高い職場で働く
メリット&デメリット - 転職を悩んだときの対処法
難しいことはないので、参考にしてもらえると嬉しいです。
みんな辞めていく職場や会社から転職するか悩んだときの対処法
- 知っておきたい|みんな辞めていく職場に多い特徴
- みんな辞めていく職場のメリット&デメリット
- 辞めるか悩んだら将来にプラスかどうかを考える
- 悩んだときは情報収集をしてみることが大切
- 情報収集にはエージェント系のサービスを活用する
知っておきたい|みんな辞めていく職場に多い特徴
離職率が高い職場には、どんな特徴があるのでしょうか?ここでは、みんな辞めて行く職場に多い4つの特徴をチェックしていきましょう。
- 人間関係に問題がある
- 働きに見合った報酬を得られない
- 将来性に不安がある
- 社長や上司と価値観が合わない
人間関係に問題がある
1つ目の特徴は、人間関係に問題があることです。
例えば、
- 上司や先輩のモラハラ
- 職場いじめ
- 派閥争い
など、人間関係が悪い職場は、当然離職率は高くなります。
長続きしない社員が多いため、
- 新人がすぐに辞めてしまう
- 「新人はすぐに辞める」という
レッテルを貼られる - 人間関係が改善しない
このような悪循環が生まれるケースも多いと言えます。
働きに見合った報酬を得られない
2つ目の特徴は、働きに見合った報酬を得られないことです。
例えば、
- いくら努力しても評価されない
- 残業や休日出勤が多いのに
給料に反映されない - 成果を上司や先輩に横取りされる
など、成果を正しく認めてもらえない職場は、モチベーションを保つことができず離職率が高くなります。
将来性に不安がある
3つ目の特徴は、将来性に不安があることです。
例えば、
- 業績が下がっている
- 仕事がない
- 給料が下がっていく
- コストダウンに必死
など、将来が不透明な職場では、転職を選ぶ人が多いと言えます。
社長や上司と価値観が合わない
4つ目の特徴は、社長や上司と価値観が合わないことです。
例えば、
- ワンマン社長のやりかたに
ついていけない - 尊敬できる上司や先輩がいない
- 道義に反する方法で
仕事をしなくてはいけない
など、会社のやり方や方針に不満がある場合も離職率は高くなる傾向にあります。
みんな辞めていく職場のメリット&デメリット
次に考えたいのは、みんな辞めていく職場で働くメリットとデメリットです。
離職率が高い職場は、当然デメリットが多い傾向にあります。
しかし、仕事を辞める場合は、現職の「メリット」「デメリット」両面を頭にいれて、転職と向き合うことが大切です。
離職率が高い職場で働くメリット
離職率が高い職場で働くメリットのひとつは、仕事の裁量の幅が広いことです。
みんな辞めていくということは、人手が足りず人材が育ちません。すると、既存の社員に与えられる仕事の量や幅が広がります。
つまり、やれることが多く、いろいろな仕事にチャレンジしやすい環境で働けるのは、離職率が高い職場で働く大きなメリットと言えます。
現職の仕事が好きな人や経験を積みたい人にとっては、歓迎すべき状況かもしれません。
離職率が高い職場で働くデメリット
逆に離職率が高い職場で働くデメリットと言えるのは、負担が増えることです。
次々に人が辞めていく職場で、そのしわ寄せを受けるのは既存社員です。メリットと背中合わせになりますが、例えば、
- 納期に間に合わない
- 人手が足りない
- 担当者が辞めてしまった
こうなってしまうと、残った社員が足りない仕事をカバーすることになります。
すると、残業が常態化したり休日出勤が増え、ストレスが溜まりやすく、過労で健康を害する可能性もあります。
また、人の入れ替わりが激しいと、それだけ新人教育にコストや時間がかかります。
その結果、新人の指導が忙しく自分の仕事が進まない、目の前の仕事で手一杯でキャリアアップが難しくなるなど、様々なデメリットに繋がります。
会社としても、いつまで経っても事業が成長しないケースもあります。
いずれにしても、社員の不満を解決できない会社は、いつか破綻してもおかしくはありません。会社の将来性に疑問が残ることは、大きなデメリットと言えます。
辞めるか悩んだら将来にプラスかどうかを考える
では、みんな辞めていく会社を転職するか悩んだら、どうしたらいいのでしょうか?
僕がおすすめしたいのは、自身の将来にプラスかどうかを考えて転職と向き合うことです。
「今」だけを考えれば、転職をしたり会社を辞めることは大きなリスクです。
しかし、今のまま働き続けて、5年後や10年後、あなたには明るい将来が待っているでしょうか?
ぜひ一度、
- 働き続けて後悔はないか
- 激務で体はもつのか
- キャリアアップは叶うか
など、自身の将来に目を向けてみてください。
みんなが辞めていく職場は、根本的な問題や原因が改善されない限り、今後もどんどん既存社員の負担は増え続ける可能性が高いです。
さらに人が減ってしまうかもしれません。
転職には当然リスクはありますが、同様に現職を続けても、
- 負担が増え続ける
- 不満が大きくなる
- 後になるほど
転職が難しくなる
といったリスクはあります。
そのため、辞めるか悩んでいるなら、3年後・5年後にプラスかどうかという視点で転職と向き合ってみましょう。
転職に正解・不正解はありませんが、悩んだときは「将来後悔しないのはどちらか?」と考えてみることをおすすめします。
悩んだときは情報収集をしてみることが大切
そうは言っても、
やっぱり会社を辞めるのは怖い
なかなか転職活動に踏み切れない
という方は多いはずです。実は僕も会社を辞めるか半年以上悩んだ経験があるので、気持ちはよくわかります。
そんな経験から言えるのは、悩んでいるよりもまずは情報収集してみると良いということです。
きっと、みんな辞める職場を転職するか悩む人の多くは、
- どんな転職先があるのか
- 給料や待遇がダウンしないか
- 希望は叶うのか
など、様々な不安を抱えているはずです。
こうした不安は、きちんと情報収集をすることである程度は予測がつきます。つまり、情報収集して今後の見通しを立てることが、1歩前に進むカギになります。
情報収集にはエージェント系のサービスを活用する
具体的には、エージェント系の転職サービスを活用して情報収集できる環境をつくることをおすすめします。
エージェントを使えば、キャリアアドバイザーやカウンセラー(担当者)が、要望に沿った求人を紹介してくれたり、転職のあらゆる不安をサポートしてくれます。
例えば、
- どんな転職先があるか
- 給料や待遇はアップできるか
- 転職のタイミングはベストか
などをエージェントの担当者がプロの目線でアドバイスをくれます。
基本的にエージェントのキャリアアドバイザーや担当者は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせ等をして情報を集めています。
そのため、
- 職場の生の雰囲気
- 上司になる人物の人柄
- 面接で好印象を与える回答
- 詳しい仕事内容
などを知っている存在です。
転職に対する不安は、「今後の見通しが立たない」「転職活動の進め方に自信がない」というケースがほとんどです。
エージェント系のサービスを活用すれば、これらをクリアにすることが可能です。
もちろん、「転職はひとりでなんとかしたい」という人にはおすすめできませんが、エージェントを活用することで、転職の不安や負担を解消できます。
エージェントを活用して、どんな可能性があるかを探ってみましょう。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの転職サービスです。
- HUGAN(ヒューガン)
- LHH転職エージェント
- 就職カレッジ(ジェイック)
まず、20代から30代の方におすすめできるのが「HUGAN」です。
株式会社ヒューガンが運営する「HUGAN」は、20代から30代の転職(とくにはじめての転職)に強い転職サイトです。
登録すると、企業から直接スカウトを受け取ることができます。
他の転職サイトにも、「スカウト機能」が備わっているサービスはありますが、HUGANの場合は、企業が複数の求職者に同じ文書を一斉送信するようなシステムではありません。
つまり、企業が真剣に「欲しい!」と思っている人材にだけスカウトを送っているため、マッチング率が高く良い求人にめぐり逢いやすいサービスです。
ただし、エージェント系のサービスではないため、手厚いサポートが期待できないのは難点ですが、スカウト機能が優秀なので非常におすすめです。
簡単に登録できるので、会員になっておきましょう。
そして、20代から40代で転職を考えている方におすすめしたいエージェント系サービスは「LHH転職エージェント」です。
LHH転職エージェントは、世界で最大規模の人財サービスを展開するアデコグループが運営している転職エージェントです。
おすすめの理由は以下のとおり。
- 3人に2人が年収アップ
- 職種別に専門の担当者が
サポートしてくれる - 限定求人が多く
仕事探しの幅が広がる
最大規模のエージェントだけあって、経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、サポート力が高いのが魅力です。
職種別に専門の担当者がいるため、希望する職種や業界に非常に詳しいキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
そのため、希望とマッチする求人を紹介してもらいやすいエージェントです。
大手のなかでは、穴場かつ能力の高いエージェントなので、必ず登録しておくべきサービスです。
また、経験やスキルに不安がある方や社会人経験3年未満で転職をする方におすすめしたいのは、「就職カレッジ(ジェイック)」というエージェント系サービスです。
就職カレッジは、未経験者や第二新卒者を専門にサポートしている転職エージェントです。
公式サイトでは「フリーターや大学中退の就職」を売りにしていますが、正社員経験3年未満の転職(第二新卒)にも非常に力を入れているサービスです。
社会人経験が少ない20代は転職に苦戦するケースは多いですが、就職カレッジの場合、
- 未経験OKの企業を紹介
- 書類審査なし
- 就職講座を実施
このようなサポートをしてくれるので、転職成功率も上がります。
また、就職カレッジは全国で数十社しか国が認定していない「職業紹介優良事業者」なので、安心して転職活動を進められるのもポイントです。
就職カレッジの対応エリアは以下のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
正社員経験が3年未満で転職をする場合は就職カレッジに登録しておきましょう。
まずは1〜2社登録して自分に合うエージェントを見つけましょう!
ご紹介したエージェントサービス
【20代30代の転職先探し】
⇒【HUGAN(ヒューガン)】
【実力派転職エージェント】
⇒【LHHエージェント】
【正社員経験3年未満の転職】
⇒【就職カレッジ(ジェイック)】
みんな辞める職場や仕事から転職したい人の悩みや疑問
ここからは、みんな辞める職場や仕事から転職したい人に多い悩みや疑問を深堀りしていきます。気になる項目だけ読んでいただいて構いません。
- 人が辞めていく会社の末路は?
- 優秀な人やまともな人が辞めるのはなぜ?
- 中堅社員が辞めていく職場の実態
- 1年で10人辞める会社はヤバい?
- 辞めたほうがいい職場の特徴
人が辞めていく会社の末路は?
人が次々と辞めていく会社の末路は、組織としての存続が危ぶまれる状態に陥ることが多いです。
人材不足に陥る
まず、人材不足に陥る可能性が挙げられます。
人が辞めると、その分の仕事を他の社員が肩代わりしなければならず、残った社員に負担が集中します。
その結果、働く環境がさらに悪化し、連鎖的に辞める人が増える悪循環に陥ります。
外部評価の低下
また、離職率が高い会社は外部からの評価も低下します。
転職希望者がその会社を調査した際、「人が辞めやすい会社」と認識されれば、採用活動にも支障をきたします。
そのため、必要な人材を確保できず、さらに業務が回らなくなる可能性があります。
場合によっては、顧客からの信頼も失い、契約の打ち切りや業績悪化につながることも珍しくありません。
職場内のモラルや士気の低下
職場内のモラルや士気の低下も深刻な問題です。
辞める人が続出する職場では、「自分もいつか辞めよう」と考える人が増え、目の前の仕事に対する意欲を失うことが多くなります。
このような状況では、社員一人ひとりのパフォーマンスが低下し、会社全体の生産性が大幅に下がることが避けられません。
優秀な人やまともな人が辞めていくのはなぜ?
優秀な人やまともな人が辞めていくのは、その会社の職場環境や風土に問題があるからです。
優秀な人やまともな人は、自己成長を望み、公正な評価を受けたいと考えます。しかし、頑張って成果を出しても評価されない職場では、努力するモチベーションが続きません。
優秀な人やまともな人は、「ここでは成長できない」と感じ、より自分を正当に評価してくれる場所を求めて辞めていきます。
また、優秀な人材が辞める原因として、挑戦の機会が与えられない点も挙げられます。
仕事にやりがいや成長の実感を求める優秀な人にとって、単調で同じことの繰り返しばかりの環境は耐え難いものです。
新しいプロジェクトへの参加やスキルアップのための教育が不足している場合、魅力を感じなくなるのは当然と言えます。
さらに、社内に「まともではない人」が幅を利かせている場合も問題です。
例えば、無責任な言動を繰り返す上司や不適切な発言を放置する環境では、真面目に働いている人ほど嫌気が差します。
まともに働いている人ほど、そのような環境が耐えられないため、早めに職場を去る決断をします。
中堅社員が辞めていく職場の実態
中堅社員が辞めていく職場は、組織全体の基盤が揺らぐ可能性があります。
中堅社員は、会社の中核として業務を支える存在です。その社員が辞めることで、若手社員への指導役が不在になり、業務の質が低下するリスクが高まります。
また、即戦力としての役割を担っていた中堅社員が抜けると、その穴を埋めるのは容易ではありません。
中堅社員が辞める理由として多いのが、キャリアアップの限界や会社からのサポート不足です。
中堅社員はキャリアの中間地点にいるため、「次のステップ」を求める時期でもあります。
しかし、昇進の機会が限られていたり、新たなスキルを習得する場が与えられていないと、将来への不安から他の会社への転職を考えるようになります。
さらに、中堅社員は上司からの指示を受けると同時に若手の育成や顧客対応も任されるケースが多い立場です。
周囲のサポートが足りないと、過労から燃え尽き症候群に陥り、辞職を選ぶケースもあります。
1年で10人辞める会社はヤバい?
会社の規模にもよるので一概には言えませんが、1年で10人で辞める会社は異常な状態である可能性が高いです。
例えば、従業員が100人の会社の場合、10%の人材が短期間で離れることになります。
これは、中小企業や小規模の部署であれば、組織運営そのものが危機に陥る可能性もあります。
1年で10人も辞めてしまう会社には、共通する以下のような特徴と原因が存在します。
- 過酷な労働環境
- マネジメントの問題
- 組織のビジョンが不透明
例えば、極端に長い労働時間や厳しいノルマが課される職場だったり、パワハラや職場いじめの横行、または会社の経営不振が考えられます。
こうした問題を抱える企業では、個人でその問題を解決するのは非常に困難です。そのため、転職を検討したほうが将来的にプラスかもしれません。
辞めたほうがいい職場の特徴
辞めたほうがいい職場には、見過ごせない問題がいくつも潜んでいます。
ルールや制度が形骸化している
その中でも深刻なのは、ルールや制度が形骸化している職場です。
ルールや制度が本来の機能や役割を失い、形だけの存在になっているケースです。
このような職場では、規則があっても実際には守られず、社員にとって不平等な環境が生まれがちです。
例えば、有給休暇の取得が暗黙のうちに禁止されていたり、明確な評価基準がないまま昇進が決まるなどの状況が挙げられます。
将来性が見えない
会社の経営方針が不透明であったり、業界全体が縮小傾向にある場合、社員は将来に希望を持てません。
このような不安定な環境で働き続けることは、キャリア形成の観点からもリスクです。
コミュケーションが取れない
コミュニケーションが断絶している職場も危険信号です。
上司が社員の意見を聞き入れない、同僚同士の会話がないなど、情報共有が不足している場合、職場の一体感が損なわれます。
このような状況では、お互いに不満を感じたり、ミスも増えます。仕事のモチベーションも下がるため、辞めたいと感じる人は増えていきます。
ご紹介したエージェントサービス
【20代30代の転職先探し】
⇒【HUGAN(ヒューガン)】
【実力派転職エージェント】
⇒【LHHエージェント】
【正社員経験3年未満の転職】
⇒【就職カレッジ(ジェイック)】
まとめ:みんな辞めていく職場や仕事は転職すべき?辞めるか悩んだときの対処法
最後に今回の記事をまとめます。
- 人間関係が悪化している職場は離職率が高い
- 報酬が働きに見合わない場合、社員の不満が蓄積されやすい
- 将来性が不透明な企業では、離職率がさらに上昇する傾向がある
- 社長や上司の価値観に問題がある場合、社員の退職が続く
- 離職率が高い職場は仕事の負担が残った社員に集中する
- 人材不足が進むと業務効率が低下しやすい
- 外部評価が低下することで採用活動に悪影響が出る
- 職場の士気が低下し、生産性が著しく落ちる
- 新人が定着しない職場では教育コストが増大する
- 離職率の高さは経営や事業の存続リスクを高める
- 情報収集を怠ると転職に失敗する可能性が高まる
- 転職のタイミングを見誤るとキャリアの停滞を招く
- メリットとしては裁量権が増え、多様な経験が積める
- デメリットは労働負荷の増加と健康リスクの上昇
- 転職活動にはエージェントの活用が有効な手段となる
お伝えしたエージェントサービス
【就活に不安がある・ブラックは避けたい】
⇒就職カレッジ(ジェイック)
【就職率とサポートの質が高い】
⇒キャリアスタート
【内定が早く適職が見つかりやすい】
⇒ハタラクティブ